【NOMAD メガロボクス2】はつまらない?面白いって人はいるの?

2021年4月の春アニメとして放送開始した「NOMAD メガロボクス2」は、題名からも分かる通り、「メガロボクス」の2期となります。

「メガロボクス」の1期は、往年の「あしたのジョー」ファンを取り込んだと思いますが、今回の「NOMAD メガロボクス2」は、一体どうなるのでしょうか?

今回は、「NOMAD メガロボボクス2」はつまらないのか?面白いのか?見てみましょう。

【NOMAD メガロボクス2】とは

「NOMAD メガロボクス2」は前作「メガロボクス」から7年後の世界を描いた作品です。

前作「メガロボクス」は、2018年に「あしたのジョー」連載開始50周年を記念して作られたオリジナル作品です。

つまり、簡単に言ってしまえば「NOMAD メガロボクス2」は「あしたのジョー2」みたいな作品です。しかし、「メガロボクス」は原作こそ「あしたのジョー」ですが、普通のボクシング作品ではありません。

ギアと呼ばれる強化外骨格をつけて戦うボクシング格闘技「メガロボクス」を描いた作品です。

【NOMAD メガロボクス2】がつまらない理由

「NOMAD メガロボクス2」がつまらない理由は、スバリ「メガロボクス」自体に違和感を感じる人が多い為だと思います。

そもそもスポーツは、平等な条件下でやるものです。所謂「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦います!」というヤツですね。

それが、強化した機械を使うとなると、どうしてもギアによる優劣の差が勝敗を分けるのでは?と思ってしまいます。

ロボット同士の戦いなら、気にならないことですが、ボクシングの延長として考えると違和感をぬぐい切れません。

また、裸に機械を装着していることにも違和感を感じます。全身機械なら違和感は感じませんが、機械と人体が接する部分がどう見ても痛そうです。

「メガロボクス」を見ていると、機械に筋肉を挟まれないか無意識に気になってしまいます。子供の頃ブランコの鎖で手を挟んで痛かったなんて人も少なからずいるでしょう。

幼少期の手の痛みが蘇ってきます。

「メガロボクス」という競技自体がありえないというのが、「メガロボクス」をつまらないものにしていると思います。

【NOMAD メガロボクス2】が面白い理由

それでは、「NOMAD メガロボクス2」が面白いという人の理由は何でしょうか?それは、おそらく「あしたのジョー」が好きでたまらない人だと思います。

「NOMAD メガロボクス2」には、「あしたのジョー」のDNAが確かに受け継がれています。パンチを繰り出した時のパンチの伸び具合、効果的なスローモーション、ジョーのぶっきらぼうさ、ジョーのやさしさ、etc

「NOMAD メガロボクス」が単なるギアを使ったボクシングアニメだったら、1話で見なくなったと思いますが、ジョーの面影を見せられたら、もう見続けるしかありません。

「NOMAD メガロボクス」が面白い!と手放しには言い切れませんが、見ないではいられない人もいると思います。

【NOMAD メガロボクス2】は【メガロボクス】を越えられない

「NOMAD メガロボクス2」は前作「メガロボクス」以上の作品にはなるでしょうか?これに関しては正直かなり難しいと思います。

「あしたのジョー」のように、カーロス・リベラ、ホセ・メンドーサのような存在が出てくるのでしょうか?(以下、予想&ネタバレ含む)

第1話では、ジョー(NOMAD)と同じようなメガロボクサーで、ドレッドヘアのチーフという男が出てきます。チーフはスペイン語を話しますので、ベネゼエラ出身のカーロス・リベラを連想させます。

また「NOMAD メガロボクス2」公式ホームページでは、すでに勇利の弟子として、リュウという男が出てきます。

「NOMAD メガロボクス2」が「あしたのジョー」を原作とするなら、チーフはパンチドランカーになり(第4話で〇〇〇しまった)、リュウは、ジョーと戦うと予想できます。

しかし、チーフも、リュウも、役不足感があります。

チーフは性格はいいのですが、けっこうなオッサンでカーロス・リベラのような華がないし、リュウも緑色の髪の毛をしたチャラ男みたいな感じでホセ・メンドーサのように強い印象はありません。

今はまだ公式ホームページに出てこない強敵が出てくるといいのですが、どうなんでしょう。

リュウには、1期の「メガロボクス」で勇利がジョーの前に初めて現れた時のような迫力はきっとないでしょう。

正直なところ、リュウの髪の毛を緑色にしたのは、大失敗だと思います。何だか強そうに見えないんですよね。色が与える印象は、とても大きいです。

個人的には、髪の毛の色は金髪がベストです。ロッキーのイワン・ドラゴのような強さが欲しかったです。

百歩譲って赤毛でしょうか?はじめの一歩のヴォルグ・ザンギエフのクールさや、ヒロアカのレッドライオットのワイルドさが欲しかったです。

緑色って、ゴレンジャーで言えば、ミドレンジャー!地味すぎて、もはや特技すら覚えていない。

「NOMAD メガロボクス2」は、どう見ても1期「メガロボクス」以上の期待はできなさそうです。

まとめ

「NOMAD メガロボクス2」は、「あしたのジョー」が好きな人には面白いアニメです。2期のメガロボクサーを見る限り、勇利のような圧倒的な存在感を持つ男は出てきそうにありません。

メチャクチャ強い男に、ジョーが挑むという緊張感は味わえないと思いますが、一度落ちぶれた男が復活するという復活劇は十分味わえると思います。

「立て、立つんだ!ジョーーー!」という感じで、一緒に応援していきましょう。

「メガロボクス」は、漫画も出ています。アニメのジョーとはイメージが全く違いますが、ファンにはたまらない漫画ですので、チェックしてみてください。全2巻です。

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