【デカダンス】はつまらない?世界観が崩壊した子供向けアニメ?

美しい作画で見る者を魅了していた2020年夏アニメ「デカダンス」

第1話から、漫画の末期症状でよく見られる巨大な敵が現れ、今後どうやって盛り上げていくのだろうと思っていましたが、第2話では、なんと!2頭身キャラが登場し、その世界観が脆くも崩壊しました。

今回は、第1話と第2話で世界観がまったく変わってしまった「デカダンス」のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

 

【デカダンス】の第1話、第2話のあらすじ

「デカダンス」第1話のあらすじ

突如現れた未知の生命体「ガドル」によって、人類は滅亡の危機にさらされていた。生き残った人々は「デカダンス」という名の移動要塞を作り、その中で暮らしていた。

要塞内では、「ガドル」と戦う戦士「ギア」、戦う能力のない「タンカー」の2種類の人間に分けられていた。「ギア」になることを夢見る金髪の少女ナツメは、寡黙なベテランの装甲修理人のカブラギと出会う。

カブラギの正体は、「ギア」であり、かつて凄腕の戦士と知られた存在だった。ある日、巨大なガドルの出現により、「デカダンス」は危機に陥る。

「ガドル」の攻撃により、要塞から振り落とされたカブラギとナツメ。カブラギは、空中で立体起動装置を身に付け、ナツメを自身にくくりつけ「ガドル」と戦う。

ナツメは、「ギア」としてのカブラギの姿におどろき、「ギア」として生きていきたいと固く誓うのであった。

巨大な「ガドル」は、「デカダンス」が放つデカダンスキャノンで倒すことができ、数名の犠牲者が出たものの、「デカダンス」は無事に危機を乗り越えた。

「デカダンス」第2話のあらすじ

デカダンスは、ソリッド・クエイク社が作った超巨大な娯楽施設。仮想空間ではなく、広大なユーラシア大陸が舞台。

プレイヤーは、「ギア」となって参加でき、無重力で「ガドル」と戦う。また、絶滅危惧種となった人間「タンカー」とも触れ合える。

カブラギはかつて上位ランカーであったが、リミッター解除の秘密をばらした為、昼は装甲修理人、夜はチップ回収人として働くことになった。

チップ回収人の役割は、システムがバグとして判断した人間のチップを回収することだった。ある日、チップを回収しているところをナツメに見られるが、ナツメは寝ている人間から財布を盗んだと勘違いする。

カブラギは、システムがナツメをバグ扱いをしないことに疑問を抱き、ナツメを検索してみるとシステム上は死んでいることに気が付くのだった。

【デカダンス】第1話と第2話の感想

理解力が乏しいせいか、このデカダンスの世界が正直よく分かりません。

第2話の最初で、デカダンスは仮想空間ではなく、娯楽施設と言っていること、人間を絶滅危惧種と言っていることから考えると、人間以外の者が、実際に人間にチップを埋め込んで遊んでいると考えられます。

実際の人間がゲームの素材として使われているという恐ろしいゲームです。

しかし、リミッター解除するとゲーム内では動作が早くなるが、ゲームで負傷した場合、ゲームをしている者も痛みを伴うということから、ゲームをしている者も実体ある人間だと思われます。

ゲームをしているのは実際の人間?ゲームの素材も実際の人間?よく分からない世界です。その上2頭身のキャラも出てくるので、余計混乱します。

ゲームの中で2頭身キャラがゲームをしている感じなのでしょうか?イマイチよく分からないです。

また、ぶっちゃけた話ですが、この2頭身キャラがどうしても馴染めません。第1話で作画がきれいなアニメだと思っていたファンは、おそらく見ていられないと思います。

なんでこの2頭身キャラをアニメに入れてきたのか、理解できないです。まるで子供用のカートゥーンチャンネルを見ている感じ。

頭の切り替えができる人、2頭身キャラが好きな人は、このアニメを見ることができますが、それ以外の人はかなり厳しいと思います。

深夜の放送で、興味のない2頭身キャラが出てきた為、第2話の放送は、そのまま寝落ちしてしまいました。これからデカダンスを見る人は、まずは下の動画を見てから、見るかどうかを決めた方がいいと思います。

第2話以降も、この2頭身キャラがおそらく毎回出てくるアニメだと思います。残念ながら、第1話で見た美しい世界観が崩壊してしまいました。

追記:デカダンスの第2話の真相について理解したい人は、立川譲監督のインタビュー記事をご参照ください。モヤモヤが解消されます。

まとめ

「デカダンス」の放送をずっと楽しみにしていたファンは、第2話の放送をどう思ったのでしょうか?きっとがっかりした人もいたと思います。

「デカダンス」が仮想空間ではなく、現実世界だということ(実際はゲームの世界)を強調したかったので、第1話では世界観の構築に重きを置いていたのだと思います。そして、第2話では、本来やりたかったアニメを打ち出してきたということなのでしょう。

しかし、急にイメージが変わってしまった「デカダンス」についていくのは、容易ではありません。

ナツメの存在がシステム上のバグだったということで、「デカダンス」がこれから面白くなるのかもしれませんが、2頭身キャラを受け入れるのはなかなか厳しいです。

2頭身キャラの後出しが、残念で仕方がありません。

視聴者が減った感がある「デカダンス」ですが、新しい世界観についていける人は、引き続きお楽しみください。最終的に、すごくいい作品になることを祈っております。

 

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