2020年夏アニメの注目作品「俺ガイル」3期、「俺ガイル完」の放送が開始されました。
雪乃の願いを伝える為に、陽乃に会いに行く八幡たち。そして、結衣は、雪乃の部屋で見てはいけないものを見てしまいます。
今回は、そんな「俺ガイル」3期第2話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
【俺ガイル】3期第2話のあらすじ
雪乃の願いを伝える為に、陽乃を訪ねる八幡、雪乃、そして結衣。お酒を飲みながら雪乃の話を聞く陽乃。雪乃は実家に戻って、母に将来の希望を伝えたいと言うのだった。その話を聞いた陽乃は、意外にも応援すると答えた。
一度実家に戻ると決心した雪乃をなんとか応援した結衣は、荷造りを手伝うと言い。二人は荷造りを開始する。陽乃は、コンビニに買い出しに行くと言って外出。少し遅れて八幡を自分の家で帰ろうとする。
まるで待ち伏せをしていたかのように、マンションのロビーで会った陽乃と八幡。二人は歩きながら少し話をする。初めて自分の意志をしっかりと伝えた雪乃を応援したいというのは、陽乃の本心だった。
八幡は、少し酔っているように見えた陽乃を心配するが、陽乃はお酒で酔ったことはないと言う。常に冷静に自分を客観視している陽乃は、八幡に「多分、君もそうだよ。君は、酔えない」と予言めいたことを言うのであった。
翌日、学校の放課後。奉仕部の部室に一色いろはが訪れる。いろはの目的は生徒会活動の一環としてDVDを鑑賞することだった。そのDVDは、海外ドラマの作品で、プロムパーティー(卒業パーティー)について描かれたものだった。
いろはは、今年どうしてもプロムパーティーを開催したいと言い、奉仕部に依頼しにきたのだった。卒業まであまり時間がないため、奉仕部は難色を示す。
雪乃は、いろはにどうして今年でなければいけないのかと聞き、いろはは、「今やるしかない!」と答え、「私のためです」と正直に思いを告げる。
それを聞いた雪乃は、奉仕部としてではなく、個人的に依頼を受けると言うのだった。
個人的に依頼を受けた雪乃。結衣は、困ったことがあったら、精一杯のサポートをすると誓う。依頼が承認されほっとする中、結衣は寂し気な表情を見せる。
下校し、帰宅後、自分の部屋に入る結衣。部屋には、八幡、雪乃、結衣の3人で撮った写真が飾られていた。「忘れてしまえ、見なかったことにしてしまえ」と自問自答する結衣。
場面は変わって、荷造りをしている雪乃と結衣の回想シーン。陽乃からの電話で部屋から出た雪乃。一人になった結衣は、雪乃の部屋でパンダのぬいぐるみを見つける。
思わず手にしたぬいぐるみの裏には、1枚の写真があった。見てはいけないと思いつつ、見てしまう結衣。大事そうに枕元にあったその写真は、八幡と雪乃の二人だけの写真だった。
【俺ガイル】3期第2話の感想
今回、雪乃は姉陽乃に、自分の願いを告白します。そして、奉仕部では、一人でいろはの依頼を引き受けることになります。
そして、結衣は、雪乃の部屋で決して見てはいけない写真を見てしまいます。
「本当は、ずっと昔から気づいていた。あたしが入り込めないところがどこかにあって、何度もその扉の前に立つけれど、それを邪魔しちゃいけない気がして、ただ隙間からのぞいて、聞き耳を立てることばかり」
「本当は、すっと昔から気づいていた。あたしはそこに行きたいんだって。それだけのことでしかなくて」
「だから、本当は、本物なんて欲しくなかった」
第2話の題名は「今日まで、その鍵は一度もふれたことがない」です。結衣が意識的に遠ざけていた真実を知ることになりました。
結衣が、とても切ないですね。3人で仲良くいたい結衣。でも八幡が好きでたまらない結衣。そんな結衣が、遂に雪乃の本当の気持ちを知ってしまったのです。
八幡と雪乃、二人の間には、結衣が入り込めない何かがある。そんなことは分かっている。でも、八幡を好きになったのだから、どうしようもない。
本当は、八幡とのツーショットを部屋に飾りたいけど、今の3人のバランスを崩したくない。そんな結衣の気持ちが痛いほど伝わった第2話でした。
まとめ
一歩ずつ、自分の願いを叶えようと動く雪乃。そして、見てはいけない写真を見て、雪乃の本心を知ってしまった結衣。
とても切ない気持ちになった第2話でした。精一杯、生きている結衣が、いじらしい。
結衣にとって、悲しい結末になる予感しかない「俺ガイル」。今後は、少しお手柔らかにお願いしたいです。
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