【球詠】はつまらない?作画崩壊アニメに、打ち切りはあるのか?

2020年4月より放送を開始した春アニメ「球詠」、きらら系の野球アニメとして注目を集めていますが、つまらないという声がチラホラと出ています。

作画が崩壊していると言われているこのアニメの評判はどうなのか、はたして本当につまらないのか?そして打ち切りになるのか?

今回は、そんな春アニメ「球詠」のあらすじと感想を紹介します。

【球詠】のあらすじ

「球詠」は、「まんがタイムきららフォワード」で2016年6月号から連載開始したマウンテンプクイチの漫画が原作のアニメです。

幼い頃から野球が大好きな主人公:武田 詠深(たけだ よみ)は中学時代に野球部に所属していたが、捕手に恵まれず野球で活躍できないでいた。野球はもうやらないと決めていた詠深であったが、新越谷高校で幼馴染の山崎 珠姫(やまざき たまき)と再会することで、新たに野球をやり始める。

新越谷高校は、野球の強豪校であったが、練習中の暴力沙汰という不祥事で野球部は停部となっていた。主人公の詠深は、幼馴染の珠姫、そして双子の川口 息吹(かわぐち いぶき)と芳乃(よしの)の4人でキャッチボール部を作り、野球部の再開を目指していく。

あらすじは、そんな感じですが、野球部が停部になった原因が暴力沙汰って、どんな不良高校かと思ってしまいますね。

第1話では、新越谷高校は特に荒れた高校ではなく、普通の女子高校として描かれていました。先輩たちが、一体どんな暴力沙汰を起こしたのか、気になるところです。漫画的な展開からすれば、無実の罪を被ったなんてベタな内容かもしれません。

また、タイトル名の「球詠」は、文字からも想像できますが、珠姫(たまき)と詠深(よみ)の最初の文字をとってつけられた題名です。それならば、いっそのこと、珠姫の名前も球姫でもよかったような気もしますが、さすがに女の子の名前に球姫はないというところでしょうか?

もし、原作者が漫画家:水島新司であったら、「男どアホウ甲子園」の主人公:藤村甲子園のように、名前が既に野球人という、直球勝負したでしょう。(笑)

そう思うと、日本画家に片岡球子がいますので、すこしレトロなイメージの名前ですが、球子っていう名前もありえなくはない。詠深もレトロなイメージの名前なので、バランスがよかったかもですね。

【球詠】の評価は?

地上波の放送を見逃してしまうとアマゾンプライム会員では無料で見られないのですが、アマゾンの評価を参考にしてみると、5月30日時点での評価は5段階評価で3.3でした。4月25日の時点では評価が2.5だったと書いてありましたので、かなりの低評価です。

評価が2.5から3.3に上がっているので、作画崩壊に慣れて作品全体の評価が高まったと考えられます。とはいえ評価3.3は、アニメを見るには少し勇気がいる評価です。

「球詠」で評価1の人の感想

キャラの描き分けができていなくて、髪型と目の色で判別するレベル。シンデレラナインの2番煎じ。

メジャーセカンドと比べると、月とスッポン。

制服で野球が考えられない。硬球を使うのに、メットも防具もなし。見る気が失せた。

女子にホットパンツをはかせたいのなら、ソフトボールにすればいい。

 

アニメの作画に対しての低評価。そして、設定自体そのものに疑問を持つ人が多いです。

「球詠」で評価5の人の感想

作画で酷評を受けてますが、ストーリーはいいです!スポ根らしさに期待してます。

それぞれのキャラが立っていて面白い。短パンのよさが分からない人は残念です。

珠姫と詠深のバッテリーが最高!アニメの野球の動きは上手い。

アニメで細くかかれがちな女性の足が、ムチムチに描いてある。

 

ストーリーに対しての高評価。そして、なぜか短パン姿が高評価です。

【球詠】の感想

総じて、アニメの作画が崩壊しているのは、やはり感じてしまいます。

人間は、人を見る時に、顔を見て、目線を下げ足先まで見て、また顔を見て、全体を認識すると言われています。その中で、どうしても注目してしまうのが「顔」

やはり、顔の作画がイマイチというのが致命的です!

思うに、髪の毛の輪郭線が太い!この太い線がすべての元凶だと思います。この線のせいで、作画全体のイメージが古臭く感じてしまいます。

あとは、好き嫌いに分かれるかと思いますが、ユニフォーム姿も全部同じに見えて、得も言われぬ違和感を感じてしまいます。

かつて、漫画「キャプテン翼」で感じた、キャラがみんな同じに見える現象です。コレを感じてしまうと、個々のキャラクターの個性が頭に入るまで、つまり慣れるまで時間がかかります。

ストーリー自体は、普通に面白いので、キャラに違和感を感じない人には、楽しめるアニメだと思います。

ちなみに、漫画の「球詠」はどうなっているのか?確認しましたが、主人公の詠深からして顔が全然違います。アニメのように顎はとんがっていなく、やや丸みを帯びたかわいい輪郭です。

顔の輪郭線は、各キャラでも同じですが、キャラの描き分けはキチンとできていて、皆かわいい女の子でした。

アニメの作画が崩壊していると言われてしまうのも、仕方がないと思います。漫画では、髪の毛の輪郭線も太くなく、制服姿もスクリーントーンを使って柔らかそうに描いてあります。

これでは、原作者のマウンテンプクイチさんも可哀そうです。人の手配、納期の問題等、色々と事情があるかとは思いますが、アニメの作画がよくなることを祈ります。

評価1を付けた人も言ってましたが「キャラの描き分けができていない、髪型と目の色で判別するレベル」、正にその通りと言った感じです。

【球詠】の打ち切りは大丈夫か?

現在、コロナウィルスのせいで、アニメの制作が止まっているところが多いです。2020年の春アニメでは、「天晴爛漫」、「食戟のソーマ」、「富豪刑事」、「放課後ていぼう日誌」など色々な作品が放送を延期しています。

対策として、再開まで前シーズンや今シーズンの再放送をして、各テレビ局がしのいでいる状況です。この状況下では、もはやアニメの放送があるだけでも貴重な存在です。

現在のところ、「球詠」は順調に放送していますので、打ち切りはないと思います。打ち切りをしようにも、代わりに流す番組がなければやりようがありません。

アニメを見て、作画に魅力を感じる人はもちろん、ストーリーに魅力を感じる人も、引き続き、「球詠」を見ていきましょう。

追記:

実は、このアニメ「球詠」ですが、主人公たちより、授業中に出てくる同級生などのモブキャラの方がかわいいと言われてます。

主人公たちのキャラデザインは変えられないので、規制が少ないモブキャラの方がかわいくなってしまうのでしょう。モブキャラをチェックしながら、アニメを見るのも面白いと思います。

 

 

 

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