【イエスタデイをうたって】第7話のあらすじと感想!浪の強引さを見習って!

2020年春から絶賛放送中のアニメ「イエスタデイをうたって」

“愛とはなんぞや?”のキャッチフレーズの通り、恋愛や家族、仕事など、日々の様々なことに悩んだり、迷ったりしながら生きる4人の男女の青春ストーリーです。

今回はアニメ「イエスタデイをうたって」第7話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

 

【イエスタデイをうたって】第7話のあらすじ

第7話「恋人たちの予感」

リクオは、ハルを食事に誘っていた。
急に誘われたことを怪訝に思うハルに、写真スタジオでバイトを始めたことを打ち明ける。

浪は将来への不安を感じ始め、同じ予備校に通う滝下に「意識改革をしないといけない」と相談する。

翌日、浪は榀子を遊びに誘う。
仕事が残っているから待つようにという榀子の言葉に、浪は自分とは一緒に行きたくないんだろうとすねる。

そんな姿に「らしくない」という榀子の言葉に、浪は追いつこうとする自分のことを分かってもらえていないことに怒って部屋を出て行った。

コンビニでバイトをしていたリクオの元に、榀子がやってくる。浪を怒らせてしまったことを気にしている榀子は、浪とのの距離を図りかねていた。

そんな榀子に、リクオは気にすることじゃないとフォローをする。

浪が家に帰ると、金沢から帰って来た父親と榀子がいた。気まずそうにしながら浪が謝ると、榀子も「考えが足りなかった」と謝った。「これから先も榀子といたい」と言う浪に、榀子は「これからの浪を見ている」とだけ言う。

一方、リクオの家には友人の福田が遊びに来ていた。榀子との関係を聞かれたリクオは、待つだけでは進展しないと釘を刺される。

福田はバイトを掛け持ちして忙しそうにしているリクオに、バイトを一本に絞ることを勧める。
榀子への遠慮が残るリクオ。福田は帰り際に自身の結婚式の写真をリクオに頼むとだけ告げて帰っていった。

スタジオのバイトを終えて外に出ると、ハルが待っていた。自分が何になりたいのかについて悩むリクオに、ハルは存分に悩めと笑う。なんでも楽しそうにするハルに、リクオは元気をもらうのだった。

後日、福田の結婚式でリクオは何枚も写真を撮っていた。その帰り道、榀子と途中で別れてスタジオに先輩から借りていたカメラを返しに向かう。

榀子は、もらった引き出物の皿を浪の自宅に届けていた。予備校から帰って来た浪の背の高さに驚きながら、日焼けしていない浪の腕を見て榀子は逃げるように帰っていく。

追いかけて来た浪に引き止められて理由を聞かれた榀子は、浪の腕が湧の腕と似ていたからと答える。

そのまま帰ろうとする榀子に後ろから抱きついた浪。兄の代わりになると言った浪に、榀子は答えずに走って帰っていった。

リクオが家へ帰ると、榀子が待っていた。浪のことで悩む榀子に、リクオは前と同じように「深刻に考えなくていい」とアドバイスをする。

榀子を家まで送り、帰ろうとしたところで呼び止められる。今までリクオと浪のことを考えていなかったと言う榀子。自分のことばかり考えていたことを気にやむ榀子に、リクオはそれでも待つと答える。

そんなリクオに、榀子は「自分も待っていたのかもしれない」と呟く。リクオに浪のような強引さがあれば、という榀子の言葉にリクオは驚いた表情を浮かべる。

沈黙が続くなか、隣の住民が出て来て空気が途切れる。場所を変えようとした時、榀子は「うち来る?」とリクオを誘ったのだった。

【イエスタデイをうたって】第7話の感想

リクオ、ハル、榀子、浪の関係が少しずつ変わり始めた回でした。

最初にハルを食事に誘った場面では、珍しくハルを誘ったせいでかなり怪しまれてしました。ハルから食事に誘うことは今までもありましたが、リクオから誘うのはほとんどなかったと思います。

榀子に相談するのも違うし、友人たちでもない。そういう時に、いい距離で話を聞いてもらえるのがハルなのかもしれないし、ハルの明るさに勇気付けられているようにも感じました。

ところで、ハルの頼んだビール2杯は、リクオが全部飲んだんですかね?少し気になってしまいました。

浪は、意識改革と称して榀子を積極的に誘います。榀子と浪の間にある壁が、2人の距離を表しているようにも見えました。

浪は榀子に追いつくために何者かになろうと必死になっていますが、榀子はそんな浪に「無理はしないで」とあくまで大人な対応。榀子の態度に、浪は怒って部屋を出て行ってしまいます。

榀子は悪気なく言ったのかもしれませんが、浪にしてみればどれだけ頑張ってもまだまだ自分は子供で「湧の弟」としてしか見られていないことにショックを受けているようでした。

努力しているけど追いつけない。悔しさでまた子供のような態度を取ってしまう浪。榀子もそんな浪に対して、どう接したらいいのか悩んでいました。

浪はまだまだ子供のままで、榀子も吹っ切れたようで吹っ切れていない。2人の曖昧な距離は見ていてすごくもどかしいです。

浪が後ろから榀子を抱きしめるシーンは、思わずガッツポーズをしてしまいました。いいぞ!と思っていたのですが、榀子はやはり浪を弟のような存在以上には受け入れられないみたいですね。

リクオも、スタジオの仕事を経て、自らの将来を真剣に考え始めていました。ハルに「今の仕事は楽しい」と言っているときの顔はとても生き生きしていて、なんとなしにバイトをしていた今までとは少し違った雰囲気がありました。

自分の将来を考え始めたリクオと、迷い始めた榀子。一度振ったリクオに対して、少し感情が揺れている場面が見られました。

浪くんのような強引さがあれば、という本音を言った榀子がリクオを家に誘いました。この後一体どうなるのでしょうか?榀子の強引さが楽しみですね。

今回からEDも変わり、アーケードゲーム風になりました。アニメーションはどこか不穏な雰囲気。
これが何を意味するのか、今後の展開が気になります。

まとめ

スタジオでのバイトを始めたリクオは、自分の将来について少しずつ考え始めました。予備校に通う浪は、自分の将来への不安を抱えて焦り、榀子にきつく当たってしまいます。

そんなリクオと浪の間で揺れる榀子。お互いに少しずつ、関係が変化し始めています。

「イエスタデイをうたって」の今後の展開が楽しみです。

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