文アル声優:諏訪部順一に酔いしれろ!おすすめのキャラ3選!

2020年4月より、テレビ東京などで放送中のアニメ「文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~」原作は、2016年11月にサービスを開始した「文豪とアルケミスト」というブラウザゲームです。

「文アル」という愛称で親しまれ、作中の文豪と縁のある文学館や地域とのコラボレーションやタイアップ企画が組まれるほどの人気を誇り、2019年からは舞台化もされています。

そんな「文アル」はキャラクターの声優陣も豪華です。主人公、芥川龍之介役を演じるのは諏訪部順一、もう一人の主人公、太宰治役を演じるのは中村悠一、他にも、柿原徹也や立花慎之介、小野坂昌也など多数の素敵な声優を起用しています。

今回はその中でも、芥川龍之介役を演じる諏訪部順一について、これまでに演じられてきたキャラクターにも触れながら紹介します。

声優:諏訪部順一の経歴

声優:諏訪部順一は、1972年3月29日生まれ、東京都の出身です。

元々は映画監督を志望していましたが、大学卒業後、いくつかの職業に勤めた後に俳協ボイスアクターズスタジオを経て、東京俳優生活協同組合所属となります。

1995年から声優としてアニメやゲーム、吹き替え、ナレーションをしており、特にナレーターやラジオDJとしての活動が多かった諏訪部さん。テレビアニメ『テニスの王子様』の跡部景吾役を演じたことを期に、アニメ声優としてブレイクしました。

2005年4月には、跡部景吾名義でリリースされたキャラクターソングが、男性キャラクターソングとして初めてオリコントップ10入りを果たしました。

声優アワードでも数々の賞を受賞しており、2017年1月にテレビ朝日系で放送された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』では「女性に大人気のセクシーボイス声優」として第14位に選ばれました。

声優:諏訪部順一の凄さがわかる3作品

女性から絶大な支持を受ける諏訪部さん。ここからは、諏訪部さんがこれまで演じてきたキャラクターの中でも、特におすすめしたいキャラクターについて紹介します。

「テニスの王子様」の跡部景吾

まずは、諏訪部さんのアニメ声優ブレイクのきっかけとなったキャラクター「テニスの王子様」跡部景吾について紹介していきます。

跡部景吾(あとべ けいご)は、主人公たちのライバル校、氷帝学園中等部テニス部の部長です。「跡部様」と呼ばれ、作中屈指のカリスマ性を持ち、中等部では生徒会長を務めています。

テニスの腕前も確かで、すべての技術がトップクラスの実力ですが、特に相手の弱点を見抜く眼力(インサイト)はずば抜けています。名言も多く、諏訪部さんの美声で発せられる「俺様の美技に酔いな」や「アーン」などの数々の台詞は多くのファンを虜にしてきました。

主人公よりも人気があると言われており、バレンタインチョコの獲得数1位は当たり前、最大獲得数が6万個以上いったこともあります。

キャラクターソングも、かっこいい曲から面白い曲まで幅広く歌っており、諏訪部さんの歌唱力の高さがうかがえます。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のレオーネ・アバッキオ

レオーネ・アバッキオは主人公のジョルノ・ジョバァーナと同じくブチャラティチームに所属するギャングです。人をなかなか信用しない分からず屋ですが、一度信頼した人物にはどこまでも、どんな状況でも着いていくという義理堅さを持っています。

自分のミスで相棒を死なせてしまった過去があり、過去に起こった事象を再生するというスタンド能力を持っています。もう後悔はしないという固い決意があるため、自分にも、人にも厳しい態度をとってしまいます。

諏訪部さんの大人っぽい色気と渋さのある声はアバッキオによく合っていて、アバッキオの格好よさをより一層引き立てています。

「やかましいぞ!このガキがーー!」「言葉に気を付けろよ!貴様!」「ジョルノ!なんなんだ、貴様!」ジョルノに浴びせる罵声に、シビレた女性も多かったのではないでしょうか?

静かながらも、正義感あふれるアバッキオ!諏訪部さんは、ドスの効いた声で見事に演じ切りました。

ジョジョの奇妙な冒険の第28話 「今にも落ちて来そうな空の下で」は、そんなアバッキオのことがよく分かる神回です。是非チェックしてみてください。

「文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~」の芥川龍之介

芥川龍之介は「羅生門」や「地獄変」、「歯車」など数多くの名著を残した文豪です。

アニメでの芥川は、ドライで涼しげな顔をしていますが、少し天然なところもあり、嘘を信じて慌てることもしばしば。立ち振舞いが優雅で美しく、育ちの良さを感じさせますが、そのせいで初対面の人には取っつきにくさを感じさせることもあります。

その人間性とカリスマ性から、多くの人に慕われていますが、中には太宰治のように少々厄介な人物を惹き付けてしまうこともある、魅力的な人物です。本作では「芥川龍之介として転生したが、芥川龍之介としての記憶がない」という特殊な背景を持つ文豪で、言動の端々に不安定さが見え隠れします。

物語のキーパーソンとも言える彼が、今後どのように自らの記憶と向き合い、乗り越えていくのかにも注目していきたいキャラクターです。

飄々としていて、人を惹き付けるのにどこか人を遠ざけるような不思議な魅力を持つ芥川の声と、諏訪部さんの優しくもミステリアスな声はよく合っていて、アニメで様々な動きや表情を見せてくれます。

「文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~」は現在放送休止中で、次回第8話は7月からの再開となっています。ですが、休止中の特別企画として、6月下旬にはニコニコ動画やあにてれなどで一挙放送が予定されています。

これを期に、まだアニメを見たことがない人はぜひ「文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~」を見て諏訪部さんの甘く優しい声を堪能してください。

まとめ

さて、ここまで諏訪部順一さんについて紹介していきましたがいかがでしたか?

諏訪部さんの魅力は他にもたくさんあるので、ぜひ諏訪部さんが出演されているアニメやゲームをチェックしてみてほしいと思います!

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