【BNA】第7話のあらすじと感想!タヌキ獣人のみちるが空を飛ぶ?マジかー!

2020年春アニメ

アニメ「BNA ビー・エヌ・エー」はTRIGGER制作のオリジナルアニメです。

舞台は人類と獣人が共存する世界。17歳のタヌキ獣人「影森みちる」は、ある日突然人類から獣人へと変わり、もともと住んでいた家を出てアニマシティへとやってきます。

アニマシティで出会う獣人たちと知り合ったみちるが、知らなかった獣人の世界について学びながら、自身が獣人化した謎を追っていくアニメです。

今回は、アニメ「BNA 」第7話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

【BNA】第7話のあらすじ

第7話「Easy Albatross」

ワタリアホウドリ獣人のピンガは、空を飛んでいるところを航空自衛隊から領空侵犯で警告を受けます。自分はワタリドリだから国際渡り鳥条約により保護対象になっていると言うと、獣人は該当しないと否定されてしまい、ピンガは仕方なく領空から出ていきます。

みちるがなずなの態度に腹を立てているところに、嵐に巻き込まれたピンガが落ちてくる。目を覚ましたピンガが渡り鳥であることを聞いたみちるは、空が飛べることを羨ましがる。そんなみちるを見たピンガは、自分の背中にみちるを乗せて大空を飛んでみせる。

士郎は、市長から銀狼教団の調査結果を聞いていた。銀狼教団はもともと穏やかな民間宗教レベルだったが、クリフ・ボリスが入ってきてから急速に拡大したという。

みちると、その友人のなずなが、揃って獣人病になったことは偶然ではないと考える市長。近くで監視するために、銀狼教団の定住を許可するという。

そんな中、市長のもとにシルヴァスタ製薬の会長、アラン・シルヴァスタがやってくる。突然やってきたアランは、銀狼教団の定住許可を覆してしまう。

理由は、反獣人派を刺激してしまうから。近頃、獣人の人権運動をしている議員や、獣人グループの活動家、ジャーナリストが各地で襲撃されているのだという。市長の決定によっては支援の打切りもあることを匂わせ、その場を去っていった。

ピンガの背中に乗って空を飛ぶみちる。先祖代々、渡り鳥と同じように渡りをして生きてきたというピンガは、獣人の人権が認められ渡りが禁止されたことを説明する。国境を越えるためには、パスポートをとって、入国の手続きをしなければならない。

昔から飛んでいたルートは身体に染み込んでいて変えられない。ルールを無視して飛んだ仲間は撃ち落とされる。人間のルールで獣人が縛られることに、ピンガは納得していないようだった。

みちるを下ろしたピンガは、また空へと戻っていく。反獣人派テロリストの鳥獣人がアニマシティに侵入したことを知った士郎は、みちるにピンガがそのテロリストかもしれないと伝える。しかし、みちるはピンガの事情を知っているため同情をしていた。

ピンガはバーで、市長が銀狼教団の定住を拒否したというニュースが流れていた。銀狼教団の教祖であるなずなは、市長の決定に対して信者を率いてデモを行う。

夜空に現れたピンガは、市庁舎に向かって勢いよく突撃する。士郎は、市庁舎の上からピンガに飛びかかる。ピンガは、応戦し士郎を振り落とす。士郎と助けようとしたみちるは、火事場の馬鹿力で変身して鳥の姿になり、間一髪のところで捕まえる。

ピンガを止めた2人が事情を聞くと、ピンガは元軍人で獣人の人権を信じて、反獣人派の過激派と戦っていたという。自分の人権活動のせいで渡りができなくなってしまったという過去の話を聞く。

ピンガの持っていた爆弾は偽物で、話を聞いてもらうためのハッタリだった。士郎はピンガに「お前はまだ何もやってない」と言い、ピンガに今すぐ立ち去るように言う。

ピンガは、みちるに戦争や権利闘争で死んでいった仲間のドッグタグ(兵士の認識プレート)を渡し、仲間の墓をアニマシティに作るよう伝えてほしいと言う。

ピンガは、アニマシティに来たのは自分だけではないことを告げる。メテオールと呼ばれる、金さえもらえば何でもやる殺し屋。狙いは市長ではなく、メディセンの会長であるアランだった。

メテオールは、銀狼教団の前に現れたアランを掴んで飛び立つ。すると、なずなが姿を変えて翼ある銀狼となり、落とされたアランを抱えて助けてみせる。

ピンガと士郎は、メテオールを捕らえることに成功。市民の歓声に包まれて「この声を無視できるのか」とボリスに詰められたアランは、涼しげな顔で「参ったな」と笑う。

みちるは、なずなの姿に感動していた。

【BNA 】第7話の感想

これまでいくつもの社会問題をテーマにしてきたBNAですが、第7話では特に「権利」というワードが出てきてとても印象的でした。

人間社会において、獣人は明らかにマイノリティーです。差別された過去を考えても、アニマシティ市長のロゼが掲げる「獣人にも人権を」というのは順当な目標だと思います。

しかし、今回の話では獣人が人権を求めたせいで、身動きが取れなくなった獣人が存在します。人権は誰にとっても等しく存在すべきものです。

当たり前のように求めていいものですし、ワタリアホウドリ獣人のピンガも、かつては人権運動に参加していました。

でも、その運動に参加したことで、今までできていたことが許されなくなってしまう。昔から飛んでいたルートが、人権のせいで飛べなくなる。

人として同等の権利を求めたせいで、その権利がなかったときのほうが自由であったなんて、とても虚しい気持ちになりました。

空を飛ぶワタリアホウドリ獣人が、いつものルートを通るためには人間の姿でパスポートをとって入国の手続きをする。それは果たして本当の「人権」なのか、すごく考えさせられるお話でした。

アホウドリは知ってましたが、ワタリアホウドリというのは初めて聞きました。ワタリアホウドリは翼を広げると3mほどになる、世界最大の空を飛ぶ鳥なのだそうです。

アホウドリは、警戒心がないため、人間に乱獲された鳥です。同じように乱獲された鳥にドードーがいますが、ドードーは飛べない鳥、アホウドリは飛ぶのに時間がかかる鳥だそうです。

知識がごっちゃになっていて、アホウドリも飛べない鳥かと思ってました。アホウドリは、大きな翼がある為、飛ぶには助走が必要な鳥です。

ちなみにドードーは、インド洋モーリシャスの絶滅した鳥で、オランダ人が発見したので、オランダ語で「怠け者」を意味する言葉が語源になっています。

捕獲しやすかった鳥ということで、アホとか、怠け者とか言われて、けっこう可哀そうな鳥たちですね。

みちるの変身についても、さらに変化がありました。両腕は翼に、両脚は鳥足に。飛べることに士郎も驚いていましたが、「タヌキ獣人なのに、飛べるんだ!?」と驚いた人も多かったと思います。

何にでも変身できるのであれば、それはもうほとんどサイボーグ007「グレート・ブリテンかい!」って感じです。

同じようになずなも、翼のある状態に変化していましたが、なずなの場合はみちると違い、自分の理想に合わせて体を自由に変化させることができているように感じました。

今回で銀狼教団を認めざるを得なくなった市長やアランが、今後どのような選択をするのか。一度破綻したみちるとなずなの関係がどのように変わっていくか。

一筋縄ではいかないアニマシティのこれからが楽しみになる回でした。

まとめ

ある日、みちるの部屋にワタリアホウドリ獣人のピンガが墜落してきます。

自由に空を飛べるピンガを羨むみちるは、獣人の人権運動によって今までの生活ができなくなっていることを知ります。獣人の人権は、本当に全ての獣人を幸せにするのか。

第4話のまとめで、最終回はどうなるかを予想しましたが、昭和世代がこのアニメを見ると石森作品を連想してしまいます。「人間って、悩みながら生きていく動物なんだなあ」と改めて感じました。

少しずつ複雑になり始めたストーリー。今後の「BNA」の展開が見逃せません。

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