【かくしごと】母は死んでいる?可久士は漫画家を辞める?最終回はこうなる!

下ネタ漫画家である後藤可久士とその娘の姫との日常を描いたアニメ「かくしごと」

アニメの第10話では、遂に母親が海難事故に遭ったと思われるシーンが出てきました。アニメ放送当初からささやかれていた「姫の母は死んでいる説」を裏付けることになりました。

今後の「かくしごと」がどうなってしまうのか?漫画「かくしごと」ではどこまで分かっているのか?「かくしごと」未来編の内容、そして最終回の予想を紹介します。

漫画「かくしごと」未来編の紹介は、第6巻以降の情報を各巻ごとに紹介します。ネタバレありの紹介になります。全部知りたくない人は、各巻の紹介の途中で読むのを止めて、アニメを楽しむことをオススメします。

【かくしごと】未来編の内容

「かくしごと」第6巻 未来編の内容

鎌倉の家の鍵を手にした姫は、鎌倉の家を訪れる。父の原稿を見つけた後、いつ誰が帰ってきてもいいように、家の掃除をする。

掃除が終わった後に、姫は掃除道具が妙に新しいことに気が付く。誰かが、頻繁に出入りしている?そんな違和感を感じるのであった。

そんな中、姫と同世代くらいの青年が、鎌倉の家を訪れる。可久士によく似た青年が姫に向かって、「はじめまして、姉さん」と言うのであった。

姫は「お父さんの隠し子?」と聞くが、「違げーよ」と青年は答えるのであった。

一方、鎌倉の家の近くまで来ていた。十丸院(可久士の編集者)と羅砂(可久士のアシスタント)は、「あんな状況で、下ネタを描いていたのだから、不謹慎と言われても仕方がない」「自分の仕事をしていただけなのに」「他の仕事をしようとするから」と話していた。

「かくしごと」第6巻 未来編の感想

突然現れた、可久士似の青年!ひょっとして双子?

もし、そうだとしたら、なぜ?考えられるのは、姫の母の父親は日本画家の大家ですので、男の子を後継者として、育てていたのかもしれません。

双子の弟がいたのを隠していたのなら、かなりの隠し事です。

また、可久士の下ネタ漫画が不謹慎、そして漫画家を辞めたことが明らかになりました。

慣れない仕事をした可久士に、何か不幸なことが起きたことが分かります。仕事中に事故でも起きたのでしょうか?手を怪我した?記憶喪失になった?

以前、「消えた漫画家」という本に可久士は載っていて、本を買ったお客さんに「それ、嘘ですよ」と志治仰(元アシスタント)がつぶやいてます。

可久士は、死んではいないと思いますが、漫画を描きにくい状況になったと思われます。

「かくしごと」第7巻 未来編の内容

姫と一緒に鎌倉まで来ていた?小学校の同級生の言葉から,青年が歌舞伎役者の「石川斉蔵」の息子であることが判明します。

そして、青年の口から、「可久士自身が隠し子だったこと」が告げられます。可久士は、歌舞伎役者の妾の子。つまり、青年の母親と可久士は異母兄弟だったのです。

それを聞いた姫はショックを受けた表情をしますが、「自分が可久士と本当の親子で安心した」と語ります。

一方、十丸院と羅砂は、「可久士の結婚が反対されたのは、可久士が漫画家だったからではなく、可久士が画業とは相容れない歌舞伎の血を引いていたからではないか?」と、話すのであった。

「かくしごと」第7巻 未来編の感想

可久士の過去が明らかになりました。歌舞伎役者の妾の子、伝統芸能の血統だったんですね。しkし、認知されていない妾の子ということで、可久士自身はきっと父不在のさびしい少年時代を過ごしたのでしょう。

可久士は姫に異常にやさしいですが、それは可久士自身がりっぱな父親になりたかったこともあるのですね。父親がどう子供と接するかを知らない可久士が必死になって子育てをしたことに、改めてジーンときてしまいました。

姫は、可久士が実の父親でよかったと語りますが、きっと可久士が実の父親でなくても、わたしのお父さんは可久士だと言い切ると思います。そう感じさせる「かくしごと」はやはり名作です!

「かくしごと」第8巻 未来編の内容

週刊文潮の記者をしている「千田奈留」は可久士の事故の取材をしようと、可久士が働いていた職場に行く。取材は断られてしまったが、当時を知る契約切れの社員と話すことに成功する。

可久士の仕事は、雑誌の仕分け作業。山積みになった雑誌のパレットをホークリフトで仕分けしていく作業だった。パレットから誰かが雑誌を抜き取っていたため、バランスが崩れ、可久士は雑誌の下敷きになってしまっただった。

可久士の奥さんは、海難事故で行方不明になっていた。遭難捜査が終わった後でも可久士は、お金を払って捜査依頼を出していた。いつか奥さんが見つかることを信じて。

ある日、美談と思われるこの話が週刊誌に取り上げられ、「奥さん死んでるのに、チンkとか描いていたのか?」「もうこいつの描く漫画笑えねーわ」とネットで書かれてしまう。

その書き込みを可久士が見たかどうかは、分からないが、「もう何を描いても笑ってもらえない」と思った可久士は、漫画家を辞めるのであった。

鎌倉の家の鍵を姫に送ったのは、可久士の義母兄弟の妹だった。もし自分に何かあったら、家の中身を空にして、鍵を姫に送るよう頼まれていたのだと言う。(実際は、家は空になっておらず、可久士の原稿は残ったままだった)

「かくしごと」第8巻 未来編の感想

可久士が漫画家を辞めたこと、その理由がハッキリとしました、ツイッター等の書き込みにショックを受けたであろう可久士は漫画を辞めてしまいます。

偶然ですが、木村花さんの件もありますし、複雑な気持ちです。有名になると、誹謗中傷も出てきますので、メンタルが強くないとやっていけないのでしょう。

「かくしごと」は漫画の話ですが、漫画家の久米田康治さんの実体験を元に描かれたところもありますので、ますます複雑な気持ちになりました。

もし自分に何かあったら、鍵を送ってほしい。そして鍵が送られてますので、可久士は姫と一緒にいられない状況にあることが分かります。

可久士は死んでいる。意識不明で病院にいる。一緒にはいるが記憶喪失になっている。などが考えられます。

母が死に、父も死ぬ。そんなことにならないように祈ります。

千田奈留がアイドルを辞めていたのも、ちょっとショックでした。現実は残酷で厳しいです。

「かくしごと」第9巻 未来編の内容

鎌倉の家で青年が「漫画家であることが隠し通せていたのか?」と姫に聞きます。姫は、「私、本当に知らなかったんだ」と答えます。

雑誌の記者をしている千田奈留は、可久士の病室を訪ねます。千田は、1年以上意識がない可久士に話しかけます。「私があんな記事を書かなければ・・・」

一方、鎌倉の家の外で待っていた六篠先生と元同級生は、心配になって家の中の様子を見に行きます。六篠先生は、可久士の意識が戻ったことを姫に告げます。

「かくしごと」第9巻 未来編の感想

ショッキングなことに、週刊誌にすっぱ抜かれた記事は千田奈留が書いてました。美談として書いた記事が、可久士を苦しめ不幸なことが起きてしまいました。

千田の後悔は、計り知れないものだったことでしょう。可久士に降りかかる苦難があまりにも大きく可哀そうです。

六篠先生は、いいニュースと悪いニュースがあると言ってました。いいニュースは、可久士の意識が戻ったことでした。悪いニュースは明らかになってませんが、おそらく可久士に記憶がないことだと思います。

苦難が大きい可久士は、意識的、無意識的に、すべてを忘れてしまいたいと思っているはずですので、記憶喪失になっているのではないでしょうか?

「かくしごと」第10巻 未来編の内容

急いで病院にいく姫たち。姫と再会した可久士だったが、姫を認識できない。可久士の中では、姫はまだ10歳のままだった。

可久士は、ここ最近の7年分の記憶を失くしていた。仕事も家庭も一番楽しかった頃の記憶が鮮明に残っているようだった。

10歳の姫が心配で、病室か何度も脱走を試みる可久士。挙句の果ては、もう連載が終わっている「風のタイツ」の漫画を描こうとするのだった。

「かくしごと」第10巻 未来編の感想

やはり悪いニュースは、記憶喪失でした。情報が少ないので、この時点ではどこまで記憶喪失になっているのかが、ハッキリしていません。

つまり、姫の母の海難事故を覚えているかがハッキリしないのです。今の可久士にとって大切なのは、10歳の姫。どれだけ深い愛情を注いでいたのか、よく分かりますね。

記憶喪失は悲しいことですが、悩んでいない可久士に少しほっとしました。しかし今後のことを思うと、また切なくなります。大切な姫との思い出が7年間もないのは、残酷すぎます。

記憶がないことを可久士が自覚したとき、可久士は一体どうなってしまうのか、心配で仕方がありません。楽しいことだけ思い出してくれることを祈ります。

「かくしごと」第11巻 未来編の内容

可久士の病室では、アシスタントが勢揃いして漫画を描いていた。生き生きと漫画を描く父の姿を初めて見る姫だった。

現在では、連載を抱える人気漫画家の羅砂も、連載を休載して可久士の漫画を手伝っていた。相変わらず無神経な十丸院は、「風のタイツ」が終わっていると可久士にコミックスを見せるが、可久士は冗談だとしか受けとらない。

印刷物だと説得力がないという皆の言葉に、姫は反応する。すべてを思い出して、前に進んでもらう為、姫は鎌倉の家に原稿を取りに行くのであった。

「かくしごと」第11巻 未来編の感想

元アシスタントの羅砂が、人気漫画家になってました。思えば、羅砂の有能ぶりは今までもちょくちょく現れてましたね。物事を俯瞰して考えられる能力が高いので、漫画のアイディアもよかったのでしょう。

羅砂と十丸院が、一緒に鎌倉を訪れていた理由も、人気漫画家と編集者という立場だったからだったのでしょう。腑に落ちました。

次回、自分が描いた漫画原稿を見た可久士は、どうなるのでしょう?最終巻が楽しみです。

「かくしごと」第12巻 未来編の予想

第12巻の未来編の予想です。

今までのパターンからすると、姫や可久士が泣くということは考えられません。「かくしごと」は基本ギャグ漫画ですので、涙はご法度のような気がします。とりあえず号泣するシーンは、絶対にないでしょう。

未来編が第12巻で終わることを考えると、母親の話はもう出てこないと思います。結局、母は行方不明で終わることになります。

姫の持ってきた「風のタイツ」の原稿を見た可久士は、連載がもう終わっていたことを思い出す。「あ、タイツの連載は終わってた」というあっさりした反応。

そして、目の前にいる姫を見て「学校は、どうした?」と聞く可久士。すべてを思い出してはいないが、現在の姫を認識する。

また目の前にいるアシスタントを見て「お前たち、仕事はどうした?」と聞く可久士。アシスタントの現在も認識している。

欠如しているのは、漫画家を辞めた理由。変わらないことは、姫に対する愛情。そして姫を大事に育てようと思う気持ち。

「姫の為に漫画を描かないで、どうするー!」と言って、新しい漫画を描き始める可久士だった。

「かくしごと」第12巻 未来編の感想

おそらくこんな感じに終わると思います。というかこんな感じで終わってほしいです。

この終わり方なら、「消えた漫画家」を買ったお客さんに、志治仰が「それ、嘘ですよ」と言った言葉も、生きてきます。

「かくしごと」は、最後に消えてなくなります。「姫にバレたら、どーする!」と言っていた可久士ですが、もう隠し事をする必要はありません。

あえて言えば、母親が行方不明なことを姫が可久士に隠し事にしているとも言えますが、そこにあるのは、「かくしごと」とは言えないやさしい気持ちだけがあるのです。

まとめ

最終回に、行方不明だった姫の母親が見つかることを期待していましたが、残念ながらそれはないでしょう。なぜなら、父と娘の生活のバランスが大きく変わってしまうからです。

「かくしごと」は、父と娘のさり気ない日常を描いた話です。最後の最後まで、それはきっと変わりません。最後まで、母親は出てこないと思いますが、それはそれでいいのだと思います。

「父と娘がさりげない日常を取り戻す」これこそが「かくしごと」の最終回にふさわしいハッピーエンドです。

漫画家:久米田康治が言いたかったことは、1枚の絵「平凡な未来予想図(仮)」に凝縮されていると思います。母が描いたであろうこの絵には、家族3人が食卓で食事をしている絵です。

「かくしごと」は家族の大切さ、さりげない日常、平凡な未来がかけがえのないことだと気が付かせてくれた名作漫画です!

漫画「かくしごと」、アニメ「かくしごと」の最終回がどうなるかは、気になって仕方がありません。最終回まで、「かくしごと」を楽しみましょう。

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