【放課後ていぼう日誌】第2話のあらすじと感想!大野先輩は影ボス?

2020年4月7日よりAT-X、TOKYO MX、MBS、RKK熊本放送、BS11ほかにて放送されているテレビアニメ「放課後ていぼう日誌」今日も快晴!釣り日和!本格的な釣りテクニックに加え、水面のきらめき、波のリアル感など背景にも見どころがたくさんあるアニメとなっています。

今回は、そんな「放課後ていぼう日誌」の第2話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

【放課後ていぼう日誌】第2話のあらすじ

都会から田舎に引っ越してきた主人公、鶴木陽渚(つるぎひな)。手先が器用な陽渚は、手芸部に入部して楽しい高校生活を夢見ていた。しかし、入学式前のある日、散歩中に堤防で黒岩悠希(くろいわゆうき)に出会ったことをきっかけに成り行きで「ていぼう部」に入部させられてしまう。

小学校の頃の友人、帆高夏海(ほだかなつみ)、2年生の大野真(おおのまこと)に歓迎されるが、意を決して「入部を断りに来た」と告げる。それを聞いた黒岩は、記念に一度だけ釣りをしないかと陽渚を釣りに誘う。そこで釣りの魅力に惹かれた陽渚は、ていぼう部の入部を決意する。

その日の夜、釣ったアジゴと共に「釣りの部活に入った。」と母親に話す陽渚。その二人の話を聞いていた父親が「ていぼう部は自分が在学してした時からあった」と聞き驚く。そんな陽渚の様子を見て、田舎の生活に馴染めそうだと安堵する両親。当の陽渚は魚がかかった瞬間、手に伝わる感触を思い出していた。

翌朝、陽渚の姿を見つけて声を掛ける夏海に、翌日になっても魚のかかった瞬間が忘れられないと話をする陽渚。その様子を見て、夏海は嬉しそうにしつつも、「その前に生き物慣れしないとな!」と茶化す。

体力測定を受ける陽渚だが、元々運動が苦手なだけにお昼を迎える頃にはヘトヘトになっていた。お弁当に入っていたアジゴの南蛮漬け、夏海から貰ったなめろうを焼いたおかずで元気を回復するも、放課後に学校から離れた堤防近くの部室へ向かうだけでまた体力を奪われてしまう。

夏海からは「体力無さすぎだろ~」と言われてしまうが、今までスポーツもやったことがなく、体力測定の後は辛いと弱音を吐く。やっとの思いでついた部室には、黒岩の自転車があった。今日は何を釣るのか期待しながら部室の扉を開けると、そこにはぐったりとソファーに寝ている黒岩がいた。

「何を釣るんですか?」陽渚がそう問うが、「体力測定で疲れたから今日は何もしない」と即答する黒岩。呆れる二人を横目に、「思い出した」そう言い棚から糸の絡まったリールを大量に出してくる。「このリールを整備するのがていぼう部の伝統」黒岩の言葉を疑う夏海だが、絡まった糸を解きたくて仕方ない陽渚は目を輝かせて作業に取り掛かる。

持ち前の器用さを生かし絡まった糸を解くも、リール内部に糸が入り込んだものは解けないと作業の手を止める。それを見た夏海は、リールの整備の仕方を陽渚にレクチャーする。分解を夏海、糸を解くのを陽渚、分担して作業を終わらせたのと同時に、遅れてきた大野が部室に来る。

その瞬間、そそくさと帰ろうとする黒岩だが、大野が二人の前にあるリールに気付く。「新入部員の儀式なんですよね?」そう大野に聞くと、そんな儀式はなくそのリールはすべて黒岩部長のだと告げられ、黒岩は夏海と大野から叱られる。

リール整備のお礼にと、黒岩からリールと竿を譲り受ける。そして釣りの基本であるキャスティングを練習しに堤防に向かう。運動神経に自信のない陽渚は「出来ない」とやる前から落ち込むが、キャスティングが上手いという大野に教えて貰う。

だが専門用語を並べて説明する大野についていけなくなる陽渚。それを見かねた黒岩はかみ砕いて説明する。しかし何度も練習するがなかなか上手くいかず、なぜか夏海にばかりに当たってしまう。

「こんにゃろ~!!」夏海に見立てたブイを目掛けてキャスティングすると上手くいく。それを見て複雑な気持ちになる夏海だが、練習する陽渚を見て釣りを始める。

大野に教わりながら練習を続ける陽渚、釣りをする夏海、ゆったりと堤防に座る黒岩。それぞれの時間を過ごしているとあっという間に夕方になってしまう。

帰り道、明日はマゴチを釣るかと提案する黒岩。どんな魚分からない陽渚は、夏海にラブカの写真を見せられて驚き、本日の活動を終了した。(笑)

【放課後ていぼう誌】第2話の感想

前話もそうでしたが、海や魚の作画が書き込んでいてとても丁寧です。また、陽渚ちゃんが登校するシーン、放課後に部室に向かうシーン、キャスティングを教えて貰うシーンなど海が遠くにあっても水面がきらめいているのにこだわりを感じました。

海だけでもなく、山の緑を始めとした植物の作画も細かくて、何度見ても新たな発見ができるアニメだと思いました。

体力測定や部室に向かうだけでバテてしまう陽渚ちゃん。本人も言っていましたが、運動したことがなくて体力がないのが一目瞭然でした。以前まで都会に住んでいたということは、もしかしたら自転車で長距離を移動した事もないかもしれませんね。

一方、夏海ちゃんは朝陽渚ちゃんを見つけて思いきり自転車を漕いで追いついたり、体力測定で疲れた様子もなく飄々と部室に向かう姿は元気そのものでした。

そんな二人が釣りの話をするときや、部活のことを話している時は楽しそうにしていて、釣りが好きということが見ているこちらまで伝わってきます。陽渚ちゃんは、疲れていても釣りの話をすると疲れが吹き飛んだようにまで見えます。

黒岩部長は前話同様、自由気ままに活動しているように見えました。体力測定で疲れたから今日は何もしたくないとぼやいたり、自分のリールを陽渚ちゃんと夏海ちゃんにメンテナンスさせたり面倒くさがりな一面が見えましたね。

それぞれのキャラクターが際立ってきた中で、第2話では大野先輩のキャラクターが一際目立っていたなと感じました。第1話ではあまり話さなかった大野先輩ですが、寡黙ながらもリールをメンテナンスさせた黒岩部長の背後からただよらぬ雰囲気を出したシーンでは、マイペースな黒岩部長もタジタジでしたね。

きっと、ていぼう部の影のボスなんでしょう。ていぼう部と生徒会を掛け持ちしていることから優等生なのかなとも思います。その一方、釣りの事となると周りを置いてくほどの熱弁ぶりも見せてくれました。

まとめ

第2話いかがでしたでしょうか。高校生活もスタートし、ていぼう部の活動など陽渚の新しい生活が本格的に始まってきました。それに伴い、ていぼう部のメンバーの個性もだんだん見えてきました。特に大野先輩のキャラが際立ってましたね。

今回はキャスティングという釣りの基本動作のみで魚を釣るシーンはありませんでしたが、ストーリーの最後に黒岩が「明日はマゴチでも狙おうか」と言っていたので、次回は釣りシーンにも期待が持てそうです。ていぼう部の活動に、今後も目が離せません!

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