【BNA】第8話のあらすじと感想!銀狼の正体が遂に明かされる!

2020年4月より放送開始したアニメ「BNA ビー・エヌ・エー」

遂に、銀狼の正体が明らかになりました。そして、市長のロゼから知らされる士郎の壮絶な過去。「BNA」最大の謎の解明回!第8話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

【BNA】第8話のあらすじ

第8話「The Mole Speaks」

アニマシティの市長・ロゼは、メディセンの会長であるアランと電話をしていた。前回の事件の後、アニマシティは教団を受け入れることを決めた。

反対していたアランも、銀狼に助けられたため口を出すことができない。教団のメンバーは想像していたよりも多く、確認できるだけで5000人ほどいた。

みちるは自分の腕を鳥の羽に変化させて空を飛ぶ。すると、ビルの上にいるなずなを見つけた。

みちるは、なずなが獣協の目の前に引っ越して来たことに文句を言う。なずなは、それはボリスが決めたことだと答え、自分が人間であることを言わないように念を押す。

「なずなは本当にそれでいいのか」と問うみちるに、なずなは「なずなじゃないから、デェス・ルゥヴ様だから」とだけ言って去っていった。

みちるが獣協へと戻ると、士郎が待っていた。士郎は、前回捕まえたハヤブサ獣人の取り調べについてくるかとみちるに聞く。

みちるは、今までとは違う士郎の態度に驚きながらも、その取り調べに同行することに。

ボリスは勾留中の矢場の元に教団の教えを説きに来ていた。銀狼教なんて信じないと言った矢場だったが、アランの名前を出したボリスに怯え始める。

拘置所に戻った矢場は突然苦しみだす。すると、矢場は巨大なサイに姿を変えて拘置所を脱走した。凶暴化した矢場を確認したボリスは、電話で誰かに「予定通り発症した」と連絡する。

矢場を止めるのに手こずる士郎を見かねて、みちるが助けに入る。鳥の姿に変わったみちるは、士郎と力を合わせて矢場をふ頭へと連れ出す。

どうにか押さえ込んだと思った矢先、士郎は一層力を増した矢場のツノに刺されてしまう。

血を流す士郎を放っておけずに応戦したみちるも、矢場に捕まってしまい絶体絶命。士郎はふらつきながらも自分の首輪を外すと、銀狼の姿に変化した。

圧倒的な力で矢場を止めた士郎は、現れた市長のロゼによって獣協に運ばれる。

手当を受けた士郎の傷はすでに塞がっていた。士郎の正体を聞くみちる。知ってどうするのかと聞く市長に、みちるは人間嫌いの士郎に壁を作っていたと明かす。

士郎が人間を嫌いなように、みちるも士郎は自分とは違うと思っていたのだ。

士郎のことを知りたいと言うみちるに、ロゼは士郎の秘密を教える。本当の銀狼は士郎だと言うロゼ。1000年前から銀狼として生きていた士郎は、もともと普通の狼獣人だった。

1000年前、ニルヴァジールという獣人だけが暮らす街があった。人間とも友好な関係を築いていたはずが、ある日突然人間たちが獣人の虐殺を始めた。

士郎の一族はみんな殺されてしまい、士郎自身も一度殺されてしまう。士郎の遺体も、一族の遺体とともに放置される。その時、放置された2000人の獣人の血が自分に力を与え、不死身になったのだと士郎は信じていた。

士郎は復讐のために人間の将軍を追うものの、その姿を見つけることはできず、残ったのは人間の死体の山。復讐の虚しさを悟った士郎は、それ以降獣人の守護者として生きてきた。

ロゼが士郎と出会ったのは、第二次大戦末期のヨーロッパだった。獣人の人体実験が繰り返される研究所にいた獣人たちを助けたのが、銀狼である士郎だった。

実験の全容を目の当たりにした士郎は、研究所の人間を皆殺しにしてしまう。それ以降、自分の力を恐れた士郎は銀狼に変身することはなくなり、力を封印しているのだという。

士郎の過去を知ったみちるは、今まで通りに士郎と接すると宣言する。みちるにとって、士郎は銀狼ではなく「大神士郎」であり、アニマシティを守るために必死になって戦う無愛想な人だった。

士郎が銀狼だということは黙っていると言うみちる。ただ、なずなには本物の銀狼がいることを伝えたいと言うと、士郎は「行ってこい」とそれを許す。

ロゼは、シルヴァスタ製薬の研究所で矢場の獣因子を確認していた。獣因子を見て驚いたロゼは「何かあったらすぐに教えて」とアランに告げる。アランは「そのためにここにいるんです」と意味ありげに呟くのだった。

【BNA】第8話の感想

ついに銀狼の正体が明かされました。謎の多かった士郎の過去の話もあり、かなり濃密な内容だったと思います。

みちるの変身ですが、回数を重ねるごとに自分の意思で変身できるようになっているようですね。
強く願ったりせずとも、腕を翼に変えて空を飛んでいました。

自由に空を飛べるようになるのは、ちょっと羨ましいなと思います。

そして、偶然見つけたなずな。なずなと喧嘩別れをしたままだったはずですが、見つけたら声をかけてしまうのがみちるのいいところだと思います。

相変わらず仲直りはできそうにない雰囲気でしたが、最後には仲直りしてくれることを期待してます。

以前、みちるが「キモいおっさん」と言っていたボリスはやっぱり怪しかった……!アランの話もしていましたし、アラン本人もまだつかみどころのない感じがあります。

ボリスが電話で報告していた相手が誰なのかも気になるところです。

暴走した矢場を止めようとする士郎のシーンは、今までのBNAの中でも特に過激な描写だったと思います。

腕が折れてもすぐに元に戻るような治癒力も追いつかないほど、血がドバドバと流れていました。最近のアニメには珍しく、血が出る描写が多かったのではないかと思いました。

みちるのピンチに現れた銀狼。獣人の間で伝説になっている銀狼の正体は士郎でした。

みちるは市長から銀狼の正体、士郎の過去を聞きます。過去を聞いたみちるは、士郎は銀狼だけど、自分にとってはアニマシティを守ることに必死な大神士郎だと言い切りました。

今までは人間嫌いの獣人という認識だった士郎に対して、印象が変化しているのが良くわかるセリフだったと思います。

人間嫌いの士郎について知ろうとしなかったみちる。自分と士郎は違うと思っていた自己の考えも同じ偏見だったと気づいて反省していました。

突っ走りがちなみちるが、自分でそれに気づけたことは本当にすごいことだと思います。

獣人になった時に怖かったのは、獣人について知らないから。みちるのこの気づきは、私たちの生活でも言えることだと思いました。

士郎の過去についてのシーンは、エジプトの壁画のようなタッチで描かれていました。昔話という雰囲気がよく出ていて好きなシーンです。

士郎が銀狼になった明確な理由はわかりません。本来ならば死んでいる士郎が、銀狼になったことで動くことができてます。もしかしたら、士郎の獣因子も何かしら特別なものなのかもしれませんね。

話が進むたび、みちると士郎の距離が近くなっているように感じました。お互いに険悪だった関係が少しずつ良い方向に進んでいるようです。

まとめ

勾留中の矢場の元に現れたボリス。ボリスと接触した矢場は、突然巨大なサイに変化して暴れ始めます。士郎とみちるは暴走する矢場を止めようと奮闘。獣人の間に伝わる銀狼の正体が士郎であったことが明らかになりました。

アニメも終盤になり、さらなる盛り上がりを見せるBNA。最終話まで見逃せません!

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