【ド級編隊エグゼロス】人気漫画のアニメ化は、つまらない?

2020年夏アニメとして7月3日より「ド級編隊エグゼロス」が放送開始しました。原作は、アニメで実現不可能と言われていた人気漫画ですが、一体どんなアニメになっているのか?

今回は、そんな「ド級編隊エグゼロス」第1話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

【ド級編隊エグゼロス】とは

「ド級編隊エグゼロス」は、きただりょうまの漫画が原作。2017年6月号から「ジャンプスクエア」で連載している漫画です。

正直なところ「ド級編隊エグゼロス」は、ちょっと覚えにくい題名ですが、作者のこだわりがあるようです。

「ド級戦隊」ではなく「ド級編隊」となっているのは、編隊(変態)という文字を使いたかったからと思われます。

また「エグゼロス」は英語表記で「HXEROS」で、「H(エッチ)」×「EROS(エロス)」という造語です。ここでも文字にこだわりが見られます。

きただ氏は、埼玉県出身の漫画家で、県立川越高校を経て、私立早稲田大学の基幹理工学部を卒業しています。漫画の師匠は「食戟のソーマ」の佐伯俊。

【ド級編隊エグゼロス】第1話のあらすじ

高校生の主人公の炎城烈人(えんじょう れっと)は、幼少期に、幼馴染みの星乃雲母(ほしの きらら)が「キセイ蟲」に襲われ心を閉ざしたことから、ヒーローになると決意します。

「キセイ蟲」とは、人間のエロを奪い取り、それにより出生率を下げ、人類の滅亡を企てる侵略者であり、その存在は大きな社会問題となっていた。

そんなある日、さいたま市でライブをしていたアイドルとその観客が、キセイ蟲に襲われる。偶然その場に居合わせた烈人は、エグゼレッドに変身しキセイ蟲と戦い、撃退する。

翌日、雲母と下校中に、キセイ蟲に再度襲われる。昨日パワーを使い果たしていた烈人は、変身するも苦戦し、なんとか逃げ延びる。

逃げ込んだ先は、かつて幼き頃に遊んだ公園。状況を把握した雲母は、烈人と協力してキセイ蟲を撃退するのであった。

見事にキセイ蟲を倒して、全裸になっている烈人の前に現れたのは、同じくヒーローとして活躍するエグゼピンクの桃園百花(ももぞの ももか)、エグゼホワイトの白雪舞姫(しらゆき まいひめ)、エグゼブルーの天空寺空(てんくうじ そら)。

彼女たちは、雲母に着替えを渡し、さらに合鍵を渡す。エグゼイエローとなった雲母は、エグゼロスの一員として、メンバーと一緒に暮らしていくことになった。

エグゼホワイト、エグゼブルー、かわいいです・・・。

【ド級編隊エグゼロス】の感想

きただりょうま氏の原作漫画を読みましたが、かなり絵が上手いです。漫画が人気があるのも、うなずけます。

また、師と仰ぐ漫画家が佐伯俊だけあって、今回のエグゼロスの主人公の炎城烈人もどことなく「食戟のソーマ」の幸平創真に似ています。

漫画の「エグゼロス」は、きただ氏の画力により、つまらないと感じないのですが、アニメはあまり面白くありません。作画はかなり頑張っている感はあるのですが、可もなく、不可もない仕上がりとなっています。

原作漫画を忠実に再現していますが、アニメにするとなぜかつまらないという残念な結果になっています。よくよく考えてみると、漫画には、ハラハラドキドキする要素があまりありません。

アニメの作画をこれ以上にするのは無理だと思いますので、アニメとして成功するには、漫画にないハラハラドキドキ感をいかに出していくかが課題となります。

カメラアングルに工夫したり、スローモーションで緩急をつけたり、声優さんの熱演にも期待したいところです。しかし、過度にやりすぎるとクレームがきそうな気もしますので、その辺の加減が難しそうですね。

なんとも煮え切らないアニメとなっている「ド級編隊エグゼロス」がどうなっていくのか?まだまだ未知数といったところでしょう。雲母以外のメンバーも魅力的ですので、今後のエグゼロスに期待です!

追記:Ameba漫画では、「ド級編隊エグゼロス」のアニメ化を記念して、7月17日まで漫画「ド級編隊エグゼロス」1巻~3巻まで無料配信中です。きただりょうま氏の漫画をチェックしてみてください。

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