2020年夏アニメ「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。完」が好評放送中です。
プロムの企画は、無事に雪乃の企画が通り、プロム企画の勝敗がつきます。
勝負に勝った雪乃の願いは、「由比ヶ浜の願いを叶えること」だった。八幡は、結衣を呼び出し、願いを聞いていく。
そして、卒業式当日、お世話になった3年生たちが卒業。
クライマックスに向け、切なさが増してきた「俺ガイル完」第9話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
【俺ガイル完】第9話のあらすじ
雪乃の願いである「結衣の願いを叶えること」を実行すべく、結衣を呼び出した八幡。下校途中に、公園に立ち寄る。
ブランコに乗りはしゃぐ結衣に、八幡は「由比ヶ浜、お前の願いを教えてくれ」「俺にしてほしいこと、俺に叶えてほしいことがあったら言ってくれ」と言う。
結衣は「声をかけてくる時、もっと自然にしてほしい」「チラチラ見ないでほしい」「メールをもっと早く返してほしい」「好き嫌いもなくしてほしい」などと当たり障りのないことを言う。
改めて自分がヤバい奴だと気が付かせられる八幡。直そうと思う八幡に、「絶対に無理だからもういいよ」と答える結衣。
「急に呼び出しだけは、やめてほしい」と言う結衣に、「聞きたかったのは、そういうことじゃないんだ」「プロム企画の勝負に負けた。お前の願いを叶えさせてくれ」と言う結衣。
願いことは沢山あるが、やりたいことは、「雪乃のお手伝い。プロムをちゃんと見届けたい」「それと、小町ちゃんのお祝いもしたいなあ」「どっか遊びに行きたいなあ」
「それから、ヒッキーのお願いを叶えること」「それで、ちゃんと言う。だからちゃんと聞かせて」と答えるのだった。
翌日、登校時に三浦と会う八幡。「あんた、どう思っているの、結衣のこと。半端なことしないでくれない。そういうのむかつくから」と八幡に忠告してきた。八幡は、純粋に三浦のことをいい人だと思った。
ほどなくして、結衣も登校。廊下にいた雪乃といろはに挨拶をする八幡と結衣。雪乃にベタベタする結衣。今日、明日が忙しいと言う雪乃。
明日ならプロムを手伝えると言う八幡だったが、人手は足りていると言われてしまった。
土曜日に家に来ないかと八幡を誘う結衣。結衣は、小町のプレゼントをえさに、うまく八幡を誘い出した。
結衣の家に行った八幡は、結衣のママのおすすめでフルーツタルトを作ることに決定。桃は旬ではないが、きっと桃がいい思い出になると言う。
卒業式当日。3年生たちが卒業するのを見て、泣く八幡。人望の厚いめぐり先輩がいなくなるのがさびしいのだ。
いろはは、そんな八幡を見て、プロムの手伝いを頑張ってもらいましょうと言うのだった。
【俺ガイル完】第9話の感想
八幡に願いを叶えると言われ、結衣は願いを口にしますが、それは八幡に対する感想めいたものでした。
自分の想いをしっかりと伝えたと思っていてもなかなか口にすることができません。結衣は、自分は欲張りだから沢山の願いがあると言って、他愛もないお願いを少しずつ八幡に口にします。
この時に、八幡が結衣におごった飲み物が、お茶らしきペットボトル。そして、自分はブラックの缶コーヒーを飲んでました。
このドリンクが、八幡と結衣の関係を示しているようで、ただただ切なかったです。
八幡と雪乃が校庭で話していた時は、二人とも同じドリンク。八幡の好きなマックスコーヒーでした。
同じドリンクを飲む二人と違うドリンクを飲む二人。どちらが相思相愛なのかは、明白です。
深読みすれば、普段マックスコーヒーを飲む人間は、ブラックコーヒーを飲むことは、ほぼありません。代わりとなるミルクコーヒーがなかったため、仕方がなく選んだコーヒーです。八幡にとって苦い選択です。
何を飲みたいかを聞くこともなく、無難なお茶を選んだ八幡。八幡が結衣のことをそれほど重要に思っていないという悲しい現実を突きつけられたような気がしました。
また、結衣は自分の願いを言う途中で、道中を歩くカップルを見かけます。八幡と普通にカップルになりたい。でも、なれないと分かっている結衣は、「ヒッキーの願いを叶えてあげたい」と言います。
雪乃は「結衣の願いを叶えてあげたい」と言い、結衣は「八幡の願いを叶えてあげたい」と言う。八幡は、雪乃の願いを叶えようとしているので、3人の願いはグルグルと1周しています。
安定しているようで、気を抜けば、脆くも崩れそうな三角関係。最後は、どうなってしまうのか?切ない終わりを迎えるのか?曖昧な終わりとなるのか?
「俺ガイル完」をしっかりと見届けましょう。
まとめ
八幡は、雪乃の願いである「由比ヶ浜の願いを叶える」ことにします。結衣の願いは、他愛もないものばかりでしたが、八幡はそれを1つずつ叶えていきます。
そして、卒業式当日。お世話になった3年生が卒業していきます。はたしてプロム企画は成功するのか?プロム中に何が起こるのか?
次回の「俺ガイル完」が待ち遠しいです。
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