KADOKAWA・でらゲー・プリアップパートナーズより現在好評配信中のスマホ向けゲーム「社長、バトルの時間です!」が、2020年4月よりテレビアニメ化され放送中です。
レアアースを求め、機械化ダンジョンの攻略に向かったミナト達。見事ボスマジューを倒し、レアアースをゲットした。そして先代の遺産を手に入れたのであった。
今回は、「社長、バトルの時間です!」の第7話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介していきます。
【シャチバト】 第7話のあらすじ
機械化ダンジョンの攻略に成功したミナトたちは、レアアースを獲得し、博物館で相続税の支払いを済ませた。
先代の遺産の中には映写機もあり、それを再生してみると先代からのメッセージが映し出される。機械化の異変は、大型門の異変と関係しているという。先代の後を追う為、大型門に向かう事を決意する。
朝を告げる目覚ましの音が鳴り響く。ミナトが社長になって半年が経ち、ダンジョン探索にも慣れてきていた。社長としてもっと頑張らなければ、と気合を入れてネクタイを締めた。オフィスに出社すると、社員達は誰一人としていなかった。
休みかと思い困惑していると、ガイドさんが書類を抱えてオフィスに入ってきた。他の社員の事を聞くと、先日手に入れた新しい武器を試す為にダンジョンに向かったという。
それを聞いて安心したミナトは、ガイドさんの仕事の手伝いを申し出る。想像以上に大量の仕事を任されてしまうミナトは、慣れない手つきでキーボードを打つ。ガイドさんは、ものすごいスピードでタイピングするのであった。
時刻はお昼になり、2人は昼食を食べることにする。近くでお弁当を買って来ようとするミナトにガイドさんは一緒に食べることを提案する。「空気が美味しいですね」2人はゲートピアを一望できる丘に来ていた。そこで、ガイドさんお手製のサンドイッチを食べる。
「そういえば、ガイドさんはもう何年もうちで働いてくれているんですよね」食後のコーヒーを飲みながら、そんな話をする。
ガイドさんは「先代に拾ってもらい、15年ほどになる」と言う。それに続けて「キボウで働こうと決めたのは社長のおかげなんですよ」と言った。
ミナトは驚き、自分が何かしたかと聞いてみるが、午後の仕事の時間だとはぐらかされてしまう。気になるミナトだが、オフィスに戻り事務作業を再開する。それから3時間、一向に終わりの見えない作業にげんなりするミナト。
一方、ガイドさんは、ほとんど終わらせており、ミナトは、自分が足手まといではないかと感じていた。オフィスを荒々しく叩く音がし、突然の来客に驚きつつも用件を聞くと、預けたものを取りに来たと言う。
来客の男は高圧的な態度で、預かり証を突き出してくる。しかし、預かりものを受けた記録は無く、男にもそう告げるが「返せないなら、賠償金を払いやがれ!」と怒鳴り散らす。ガイドさんは、その預かり証の印鑑を見て偽物と断言する。その言葉に、男は更に怒り出す。
ミナトは、ガイドさんに危険が及ぶと思い、声を上げる。怒りの矛先がミナトに向くが、ガイドさんが男に耳打ちをする。すると、みるみるうちに男の顔が青くなり、逃げるように帰ってしまう。
ガイドさんに何を言ったのか聞いてみるが、「企業秘密ですぅ~」と言って、教えてはもらえなかった。その夜、業務を無事に終了させた2人は飲みに来ていた。庇ってくれた事に感謝するガイドさんだが、ミナトは社長の役割だという。
「何年経っても社長は相変わらずなんですね」ガイドさんのその言葉に疑問を抱くも、飲むペースの早いガイドさんに付いて行き、ベロベロに酔っぱらってしまう。ガイドさんに肩を借りてやっと歩くミナト。
休憩で立ち寄った公園で、キボウで働くと決めたきっかけを改めて問う。「社長が7歳の時、先代と私がオフィスに居た時にですね…」そこまで話した所でミナトは眠りについてしまう。
そんなミナトを見て、ガイドさんは、幼いミナトが庇うように前に立ったあの時を思い出し、夜は更けていった。
中間決算も無事に終わり、一息ついているとアカリがオフィスに入ってくる。明日の休みに買い物に付き合って欲しいとお願いされる。翌日、アカリと合流して買い物に向かう。アカリは、男の人にプレゼントをしたいからミナトの意見を聞きたいと言う。
相手が冒険者なら武器や防具が良いのではとアドバイスし、店に向かう。色々見てみるものの、なかなか決められない。店を出て、食べ歩きをしている途中、ミナトは、アクセサリーはどうかと提案する。
アクセサリー店で様々な商品を見るが、値段が高すぎたり、商品に付与されている効果がイマイチだったりとアカリは迷ってしまう。「社長はだったら、どれがいい?」そう聞かれ、ミナトが手に取ったのはネクタイピンだった。
そのネクタイピンに即決したアカリ。丁寧にラッピングされたプレゼントを手に家路につく二人。ミナトがライバーにプレゼントするものだと思い、そう話すとアカリは否定する。
一瞬立ち止まったアカリは、先ほど買ったプレゼントをミナトに渡す。驚くミナトに、「今では大切な存在よ」言う。そして、アカリは、もう一つお願いがあると顔を赤らめながら切り出す。「お金、貸してくれない?」プレゼントに使ってしまい、帰りの船賃が無いという。
ミナトは、財布を持っていないことを告げる。夕闇に、アカリの叫び声が響いた。
【シャチバト】第7話の感想
第7話は、マナトが、ガイドさんとアカリとの仲を深めるエピソードでした。
第1話で冒険庁が配布している学習セットに出演していたり、謎の多いガイドさんが目立っていた印象が残りました。
山積みになっていた書類をものすごいスピードで、顔色一つ変えずにさばいていくガイドさんは迫力がありました。そのうえミナトの間違いにすぐ気が付いて指摘するなど、優秀なのが一目で分かります。
そして、お昼に手作りのサンドイッチまで用意してくれる優しさも兼ね備えています。ミナトの表情からも、サンドイッチが美味しいのが伝わってきました。
ガイドさんは、料理上手でもあるのです。てっきり先代と何か関りがあって、キボウカンパニーで働いているのかなと思っていたのですが、そのきっかけはミナトだったのですね。
ガイドさんの回想で幼いミナトが誰かからガイドさんを庇う様に手を広げて立っているシーンがありました。今回オフィスに来た男から庇ったような事が、その時もあったのでしょうか。
せっかく話してくれたのに、ミナトは酔っぱらって聞き逃してしまいました。いつかこの話を聞くことはできるのでしょうか。有能なガイドさんの話、なかなかよかったです。
後半は、キボウカンパニーの主戦力であるアカリに誘われて買い物へ。「社長に意見を聞けたら」なんて言いつつ、プレゼントする本人に意見を聞くのは斬新なアイディアですね。間違いのないやり方だと思いました。
アカリは、プレゼントを買いに来たのに、食べ歩きをしたり、好きなキャラクターグッズを見つけて葛藤したり、無邪気さが前面に出ていて、かわいかったです。最初は、ミナトが頼りないとあまり信用していない様子のアカリでしたが、共にダンジョンを攻略するうちに信頼して、感謝の言葉を告げたシーンは仲が深まったと感じました。
まとめ
「シャチバト」の第7話、いかがでしたでしょうか。ミナトも社長に就任して半年が経ち、社員との仲も深まった事が分かる話だったと思います。
社員との絆もより強くなり、女神様を召喚するためのキラクリをどう集めていくのか、今後もアニメが見逃せません!
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