【啄木鳥探偵處】第9話のあらすじと感想!啄木の恋は実らず!悲しき恋の結末は?

2020年4月より絶賛放送中のホラーミステリーアニメ「啄木鳥探偵處」、天才歌人の石川啄木と、彼を生涯支え続けた同郷の先輩の金田一京助が様々な怪事件の謎を解いていくストーリーです。

今回は前回に引き続き、啄木が惚れ込んだ環の依頼を解決する話を描いた、「啄木鳥探偵處」アニメ第9話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します!

【啄木鳥探偵處】第9話のあらすじ

啄木は、環の家の屋根裏を調べていると、服のボタンを発見する。それは、環と恋人関係にあった、亡くなった鑑の服についていたボタンだった。

環と園部を監視しているような脅迫状もあったことから、鑑の弟は、屋根裏に潜んでいたのかもしれないという疑惑が浮上する。

その証拠を見つけた啄木と環は、園部の後をつける。園部の勤め先である教会で、子供たちから、突如いなくなった一人の少女の行方について聞かれる。

きっと誰か良い人に貰われたのだと笑って誤魔化す環。子供たちが去った後、環は啄木に、園部の悪行は告発状通りだと話す。

そう、園部が教会の子供たちを売り飛ばしているという、酷い悪行を。

教会のステンドグラスに照らされた環の姿に見惚れた啄木。自分にもし大金があったなら、教会に寄付をしたいと告げる。

そこへ、下宿先の女中である加世が声をかける。啄木と加世は、お互いにどうしてこの教会にいるのかと尋ね合う。実はこの教会は、環と加世が炊き出しをしている教会だったのだ。

下宿先に帰ってきた啄木は、必死に寄付するお金を集めようとする。そんな啄木に疑問を抱いた京助は、何で金が必要なのかと聞く。啄木は、教会に寄付をしたいと話すのだった。

それを聞いた京助は後日、ミルクホールで友人の胡堂と吉井、萩原にその話をする。胡堂は自分の生活費すらままならない啄木が、何故寄付をするのだと驚く。

啄木がそれほどまでに環に惚れ込んで、世のために動いていることを知った胡堂たち。落ち込んでいた時よりかは良いが、啄木は無理していないか心配する。

そして、蝙蝠男だった鑑の事件は事故死に終わったことを話す。そこへ話に加わってきた平井が、鑑が住んでいた家に幽霊が出るという噂を耳にしたことを告げる。

一方啄木は、環からまた脅迫状が届いたことを聞く。行動全てを見ているかのような文面に不安がる環に、啄木は環を守りたいと告白する。

そして、見つめ合った2人はキスをしようとするが、その直前に園部が帰宅したため、キスをせずに終わった。

翌朝、環のおかげで人生観が変わった啄木に、平井から聞いた噂を京助は話す。それが気になった啄木は京助と共に、その幽霊の謎を確かめるために夜、鑑の家へ向かう。

そこにいたのは、先日環と啄木が見た鑑の弟らしき人物だった。物陰に潜んでいた平井は啄木たちを利用し、幽霊の正体を捕まえるのだった。

その男は鑑の弟ではなく、勝手に鑑の家に住みついた、ただの物乞いだった。

男は鑑の家の中を物色し、お金になるものを探していたのだ。鑑のシャツも盗むつもりだったが、ボタンが取れていたから諦めたのだ。

その話を聞いた啄木は、何かを思いついて環の自宅へ向かう。

しかし環の家では、園部が殺人未遂に遭った事件が起きていたのだ。そこへ駆けつけた警察と話をした後、啄木は環を別室へと誘う。

環の自室に案内された啄木は、机の上にあった紙を鉛筆で黒く塗りつぶす。すると、浮き出てきた文字は、環に届いた脅迫状の内容だった。

鑑の弟はいなかったと話す啄木に、環は事件の真相を語り出す。

果たして、環が語るこの事件の真相とは?そして、真実を知った啄木に更なる悲しみが襲いかかる!

【啄木鳥探偵處】第9話の感想

啄木は、前回よりもさらに環との距離を縮めていきます。キスをしそうになったシーンは、いい感じでした。

いいところで、園部が帰ってきてしまったので、結局キスできなくていじける啄木が面白かったです(笑)

そんな啄木が、本当は園部に買われた妾だった環から事件の真相を聞くシーン。

教会の子供たちを金持ちに売り飛ばす園部の悪行を、環は警察に訴えるも失敗。園部の顧客は政財界の偉い人ばかりで、園部を訴えたところで揉み消されてしまう。

そんな時、病に侵されて死を恐れる鑑と出会った。環は、鑑に園部の悪行を話した。

鑑の死をもって園部の悪行が明るみに出れば、鑑の死は間接的に誰かを助けることができる。もう死を恐れる必要などないのだと鑑に言い聞かせた。

それを信じた鑑は、環の目論見通りに、運悪く本当に死んでしまったのだ。だが、園部の悪行はまたもや揉み消されてしまう。

もう自分が殺すしかないと思った環は、窓から園部を突き落としたのです。

環が真犯人で、自分に嘘の脅迫状を使って依頼し、利用したことを知った啄木。でも、環を人殺しにしたくないから、森鴎外に頼んで警察を動かし、園部を救出していたのでした。

そこまでして環に惚れ込み、救いたかった啄木。しかし啄木の願いも虚しく、環はペーパーナイフを手に取り園部を殺そうと襲い掛かかったが、返り討ちにあい死んでしまいました。

啄木も傷ついて悲しんだだろうし、見ているこっちもとても悲しかったです。

 

【まとめ】

「啄木鳥探偵處」アニメ第9話のあらすじ、ネタバレ、感想をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

啄木が今まで出会ってきた女性の中で、おそらく一番真剣に愛していただろう環。その環が蝙蝠男の鑑の死に深く関わっていただけでなく、この事件そのものの真犯人でした。

そんな環が最後に死んでしまったシーンは、とても悲しかったです。

やつれてしまった啄木の姿が描かれていた次回予告。そんな啄木が心配になったファンも多いことでしょう。

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