2020年4月より絶賛放送中のホラーミステリーアニメ「啄木鳥探偵處」
天才歌人の石川啄木と、彼を生涯支え続けた金田一京助が探偵バディを組み、数々の怪事件の謎を解き明かしていく物語です。
前回、和解したばかりの京助の目の前で、啄木は血を吐いてしまいました。啄木の病状は一体なんなのでしょうか?体調不良の啄木。そして、心配する京助。
今回は、「啄木鳥探偵處」アニメ第8話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
【啄木鳥探偵處】第8話のあらすじ
啄木は京助と和解後、京助の目の前で血を吐いて倒れてしまう。
心配した京助は、下宿先に啄木を連れて帰ったあと、医者を呼ぶ。医者とともに戻ってきた京助に、啄木は席を外してほしいとお願いする。そして、啄木は一人で医者の診察を受けるのだった。
診察後、部屋に入った京助は、啄木を心配して話しかける。そんな京助に、啄木は「腹膜炎」だと、診断された病名を話す。
啄木と京助の元へ、教会の炊き出しから帰ってきた女中の加世がやって来る。具合が悪くて塞ぎこむ啄木に、高価な医療代の足しになればと、探偵の依頼を持ってくる。
そして加世は、依頼人である環を部屋へ呼ぶ。加世は、友人の環の元へ脅迫状が届いたのだと話す。
だが、啄木はその依頼を断ってしまう。すっかり塞ぎこんでしまっている啄木をからかった加世。
それに怒った啄木は、「便所に行く」と嘘をついて一人、大雨の中、傘もささずに出かけてしまうのだった。
「啄木が出かけていった」と窓を見ながら言う環。絶対安静にしろと医者に呼ばれていたのに出ていった啄木を心配し、京助は下宿先を飛び出して探しに走る。
京助が真っ先に訪れたのは、いつも友人たちと集まるミルクホールだった。
そこでは、「蝙蝠人間」と持て囃された軽業師:鑑が事故死したこと。自分への告発状を書いた鑑を殺した犯人として捕まった、園部が証拠不十分だとして釈放されたこと。これを話し合う胡堂、吉井、萩原、芥川がいた。
談笑する胡堂たちに、京助は啄木の行方を知らないかと聞く。「腹膜炎」だと話していた啄木が、もしかしたらもっと重い病気を抱えているのでは?そう心配する京助の話を、胡堂たちは啄木がついた冗談だとしか受け取らなかった。
だが、血相を変えて飛び出した京助を見て、本気かもしれないと思う4人。そこで、京助の後に続いて胡堂たちも啄木を探しに行くのだった。
一方、啄木は、凄まじい濁流が流れる川に立つ橋の上にいた。川をただじっと見つめる啄木に、帰宅途中だった環が声をかける。
自分を迎えに来たのなら戻らないと話す啄木に、環は甘えん坊な啄木をからかう。そして、自分の死生観を語る環に興味を抱いた啄木は、環の自宅へ雨宿りしに行く。
そこで一緒に着替えた環が、実は男装していた女性だったこと。鑑殺しの犯人として捕まった園部の妻だったことを啄木は知る。
そして、啄木は中性的な環の魅力に惹かれ、環から依頼内容の話を聞くことにする。
果たして、鑑と不倫関係にあった環の元へ届いた脅迫状とは?そして、脅迫状に怯える環が啄木に託した依頼とは?
【啄木鳥探偵處】第8話の感想
ただの「腹膜炎」だと話す啄木が、本当に大丈夫なのかと心配になりました。死を悟った啄木が暗く塞ぎこんでしまった姿は、見ているだけでも胸が痛かったです。
そんな啄木を変えてくれたのは、加世の紹介で出会った、依頼人の環でした。
環は啄木に、今回の事件の真相を話します。
鑑と環は、お互いに真剣に愛し合っていた。
環と別れてほしいと、鑑は、雇い主で環の夫である園部に頼んだ。
鑑は、環と結ばれるため、園部の隠された悪事を告発しようとしていた。そんな中に起こった事件が軽業師:鑑が事故死だった。
鑑からの告発状で知って激怒した園部が、鑑の命綱に細工をして殺した犯人として逮捕された。
しかし、刑事と繋がっていた園部が釈放され、環宛てに脅迫状が届いた。
脅迫状の送り主は、軽業師:鑑の弟だった。彼は鑑を殺した園部と、鑑を裏切った環に復讐すると、手紙に書いたのだ。
環の不貞を世間にバレるのを恐れた園部は、警察に脅迫状を渡すなと環に言った。思い悩んだ環は、友人の加世から啄木を紹介された。
そんな環が啄木に依頼したいのは、過ちを犯す前に鑑の弟を探してほしいということでした。
そう話し合う啄木と環は、帰宅してきた園部に見つかる前に家を出て、誰にも会わずにミルクホールに戻ってきたのには驚きました。
京助たちは、啄木を探し回ったけど見つからなかったので、一度ミルクホールへと戻りました。
そこで偶然探していた啄木を見つけられたことは、本当に良かったなと思いました。
啄木は、京助たちの心配をよそに、すっかり環の中性的な魅力に惹かれ、元気を取り戻していました。
京助たちは、啄木を凄く心配して、夜になるまで雨の中、ひたすら探し回っていたというのに。まあ、ずっと塞ぎこんでいるよりか良いかと思いました(笑)
芥川が度々不謹慎な発言をして怒られているシーンは思わず笑ってしまいました。芥川は、中々いいキャラしています。そして、環と一緒に鑑の弟探しに出た啄木が、鑑への惚気を話す環に嫉妬しているシーンは面白かったです。
【まとめ】
「啄木鳥探偵處」アニメ第8話のあらすじ、感想をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
体調不良の原因は腹膜炎だと話す啄木が、京助同様に心配になりました。塞ぎこんでしまった啄木に、元気を取り戻してくれた環。環が話す死生観、鑑への想い、啄木の才能を評価した言葉はどれも感動しました。
そんな環へ最後、また鑑の弟から脅迫状が届いてしまいましたね。
これから環はどうなってしまうのか?環に恋する啄木と、啄木を心配する京助はこの事件を解決できるのか?続きが早く見たくなった第8話でした。
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