2020年4月から放送開始した春アニメ「ULTRAMAN」ウルトラマン!今回のアニメがつまらないと思った理由、そしてアニメ「ULTRAMAN」の気になるところ「ここが変だよ、ウルトラマン!」を紹介します。
【ULTRAMAN】の感想!ここがつまらない!
ウルトラマンと言えば、特撮時代を知るシニア世代はもちろん、その子供、また孫にまで人気がある円谷プロの作品です。そのウルトラマンのアニメですから、見ないわけにはいきません!
ウルトラマンのアニメは、1979年に「ザ・ウルトラマン」が放送されています。全50話のアニメで約1年間テレビで放送されました。突然出てきたアニメに子供たちはなじめず、大成功とは言えずに終わったアニメです。
あれから40年!期せずして、今回のアニメ「ウルトラマン」が去っていったのが40年前という設定と同じです。今回のウルトラマンのアニメ、ヒットすることはできるのでしょうか?第1話から第3話までを見た感想を紹介します。
まず、第1話「この地球にあってはならない力」はすごくいいです。「ここが変だよ、ウルトラマン」で紹介するような疑問点はありますが、アニメの最後に、早田が「俺がウルトラマンだ!」と息子の進次郎に告白するシーンは、かっこいいーです!こんな親父がいたら・・・なんて思ってしまいます。
そして第2話「逃れられない運命」では、息子進次郎が不思議な力にとまどう、ウルトラマンとして初めて強化スーツを着る回です。ついに進次郎がウルトラマンに変身!操作にとまどいながらも、スペシウム光線を発射!敵を撃退!などがあり、見どころは満載で、すごくよかったです。
最後に、第3話「ウルトラマンやるのも悪くないかも」。進次郎がウルトラマンとして強化スーツの操作を覚え、新生ウルトラマンが一般人に認知されていく回です。この回は、正直つまらないです。ウルトラマンが人助けをするのはいいのですが、やっていることが、イマイチ。女性の個人宅に押し入った強盗を捕まえたり、交通事故に巻き込まれたドライバーを救ったりします。
ヒーローと言えば、ヒーローなんですが、やっていることがマーべルコミックのスパイダーマンやアイアンマン、スーパーマンのレベル。等身大のヒーローなので仕方がないと言えば仕方がないのですが、ウルトラマンにはもっとスゴイことをしてほしいと思ってしまいます。
何故、そう思ってしまうかというと、やはり特撮のウルトラマンが脳裏に焼き付いているからなんですね。巨大化して凶悪な怪獣と戦ったウルトラマンと比較してしまうから、どうしても物足りないです。
例えていうなら、メジャーリーグで活躍していた選手が、地元の野球大会で活躍する。プレミアリーグで活躍していた選手が、名前も知らないような2部リーグで活躍する。そんなイメージです。地元の野球大会も、2部リーグも、スゴイ試合はもちろんあるのですが、やはりパワーダウンは否めません。
次回の第4話「リミッター解除」では、進次郎が遂にウルトラマンとして本領を発揮する回だと思います。全体の流れとして今回の第3話は必要な回だったとは思いますが、今後の展開に期待したいです。
【ULTRAMAN】ここが変だよ、ウルトラマン!
アニメ「URTRAMAN」を見て、変だと思ったこと、疑問に思ったことを紹介します。
★早田は、防衛大臣にもかかわらず、科学特捜隊が秘密裏に機能していることを知らない。防衛のトップが知らないって、相当おかしい。
★12年前の飛行機事故に、ベムラーが関わっていたとのことだが、現在に至るまでベムラーは何をやっていたのか?冬眠でもしていたのでしょうか?何もしていないようです。そもそも、ベムラーがやっていることが雑魚のような侵略!
★異星人ベムラーは、早田に「私の名はベムラー、はじまりの敵だ」なんて自己紹介しているが、不通そんなことする人はいない。異星人ならではの自己紹介か?しかも「はじまりの敵だ」って、セリフは格好いいが、自分は下っ端だって言っているようなもんです。
★40年前に星団評議会が結成され、宇宙全体の平和協定が結ばれたとのことだが、地球が参加したのは7年前。その間の33年間、異星人による大きな侵略がない。星団評議会に参加してからの方が侵略されている気がする。
★変身したウルトラマンの重量は、かなり重いはずなのに空から着地しても大して地面がへこまない。コンクリート製でない屋根の上に飛び乗ろうものなら、絶対に底が抜けるはず。
★ウルトラマンの強化スーツが、単に身にまとうものだけだとしたら、相手の攻撃を受けた時に、衝撃で手足が引きちぎれるはず。変身すると肉体も機械化するのであろうか?
★ヒーロー物にはよくあることだが、早田が息子の進次郎にウルトラマンの説明をしているときに、ベムラーは攻撃しないでいい子で待っている。かなり長い時間、何もせず待ってました。
★交通事故で、車にのったドライバーを助けるシーンで、ドライバーまでほんの数十メートルの距離なのに、間に合わないと弱音をはく。時間がないのにも関わらず、井手隊員からスペシウムカッターの使い方を教わっている。得意なジャンプを使えば、絶対に間に合うはず。
★同じく、交通事故のシーンで、爆風で飛んできた車を、生存者がいるかもしれないのに、よく見ずに海へ突き飛ばす。普通、車をキャッチすると思う。一応海に突き飛ばしたので2次災害は起きなかったが、車に人が乗っていたらアウトです。進次郎、後で逮捕されても知らんぞ!
★宇宙評議会のおかげか、侵略してくるのは人間と同じ大きさの異星人しかいない。今まで怪獣が来ていたのに、急に来なくなった。みんな結構ルールを守っているのだろうか?
★ゼットン星人の翻訳がたどたどしい。一見違和感はないのだが、40年前の方が、みんな流暢に話していた。というか、そもそも宇宙人ならテレパシーで会話できるはずなので、翻訳機はいらない。
とりあえず、第1話~第3話まで見た疑問点です。実際は、こんなことは気にせずにアニメを見ていますが、気になると言えば、気になります。
どこかでキチンと説明している点もあるかもしれません。見落としがあるかもしれませんので、ご了承ください。
まとめ
何だかんだ言っても、アニメ「URTRAMAN」は見てます!特撮のウルトラマンと違って巨大化しないので迫力はありませんが、アクションはそれなりに楽しめますし、強化スーツもかっこいい。
また第4話以降には、セブンやエースも出てきます。このアニメのいいところは、出てくるのがウルトラマンだけではないこと!
セブンの諸星弾はクールな役柄で、自覚の足りない進次郎が気に入らない様子だし、エースの北斗星司はなにやら訳アリのキャラです。漫画では、タロウも出ているようだし、全13話では、とても足りない!
ウルトラ兄弟は、皆仲良しのイメージがありますが、この「ULTRAMAN」ではそうでもない。各キャラクターが織りなす人間模様を楽しめる。そんなアニメに仕上がってます。
色々なキャラが出てくるってなんかマーベルコミックの「アベンジャーズ」みたいですが、あなたのお気に入りのキャラもきっと見つかるはずです。アニメ「URTRAMAN」を是非チェックしてみてください。




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