【はめふら】最終回第12話の感想！破滅フラグは、回避できたのか？

とうとう最終回を迎えた「はめふら」闇の魔術を使うシリウスとの戦いはどうなる？そして、カタリナの破滅フラグは、はたして回避できるのか？

「はめふら」の最終回第12話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

【はめふら】最終回第12話のあらすじ

囚われていたマリアを見つけたカタリナは、仲間たちと一緒に、闇の魔術を使う会長シリウス・ディークに会いに行く。

シリウスの本名は、ラファエルだった。ラファエルは、ディーク家のメイドの息子だった。ラファエルは、ディーク侯爵の一夜の相手で生まれた子だったのだ。

ディーク侯爵の息子のシリウスは、不治の病に侵され余命もあとわずかであった。侯爵夫人は、闇の魔術を使い、ラファエルの母をいけにえにし、シリウスの精神をラファエルの肉体に入れ替えようとした。

闇の魔術は成功したかに思えたが、シリウスの記憶だけがラファエルの体に移されただけだった。ラファエルは、シリウスの記憶、ディーク家の地位、闇の魔術を手に入れた。

シリウス（ラファエル）は、カタリナに攻撃を加えようとするが、カタリナはひるまない。「あなたを救うことはできないけれど、そばにいることはできる」と言い、シリウスに近づく。

「元気が出るまで、一緒にいるから。だから、一人で泣かないで」そう言ったカタリナの言葉は、幼いころに聞いた母の言葉と一緒だった。

次第に記憶がよみがえるシリウス。シリウスは、ディーク夫人に殺された魔術師に操られていたのだ。母の最期の言葉も書き換えられていたことを知って、抗うシリウス。

カタリナは、シリウスの手を取り、共にシリウスの心に宿る魔術師を撃退した。

シリウスは、役人にすべてを話すと言い、学園を去って行った。シリウスの証言により、ディーク夫人は罪に問われ、事件はすべて解決となった。

カタリナの破滅フラグを回避できそうであったが、まだ油断はできなかった。2年生の卒業パーティーがあるからだ。ここでゲームの主人公マリアが、意中の相手に告白をする。

マリアがパッピーエンドを迎えるか、バッドエンドを迎えるか、でカタリナの運命が決まる。国外追放か、攻略対象に殺されるか、カタリナは、万全の体制を取る。

卒業パーティーで、マリアの行動をチェックするカタリナだったが、マリアはなかなか告白しそうにない。

じれったくなったカタリナは、マリアに直接誰が好きかを聞く。マリアは、「カタリナ様をお慕いしております」と答える。

すると、メアリ、ソフィア、ジオルドたちも、カタリナをお慕いすると言い出すのだった。これは、主人公マリアが誰にも告白をしない、友情エンド！

カタリナは、無事に破滅フラグを回避できたのであった。

闇の魔術を使うシリウスに、無防備に飛び込んでいくカタリナの勇気が凄かったです。武器はなし、カタリナの魅力だけで、戦うというか、戦う気を失くさせるという凄いことをやってのけました。

暗い過去があったシリウスの心を解きほぐしたのは、カタリナのやさしさでした。最後には、シリウスの心までたらしこむというオチでした。

シリウスは最後にカタリナに紅茶を入れて、仲直り。そして本名であるラファエルを名乗るようになりました。

学校自体はやめてますが、魔法城に仕事が見つかったみたいでよかったです。ジオルドたちは、ライバルが増えたことに、やれやれと言いつつも、うれしそうだったのが印象的でした。

ゲーム上では、主人公はマリアとなっていますが、カタリナは完全に主人公です。破滅フラグを回避するために、悪戦苦闘しますが、皆に愛されるすばらしい人生を送ってます。

お菓子を好きなだけ食べても、全然太らないっていうのも、うらやましすぎです。先の見える人生は、つまらないと思いますが、破滅フラグは知っておきたいと、リアルに思ってしまいました。

闇の魔術を使うシリウスの正体は、ディーク伯爵のメイドの子ラファエルでした。そしてラファエルを操っていた魔術師も、カタリナのやさしさによって、消滅しました。

カタリナは、皆から愛され、破滅フラグを無事に回避することができました。めでたし、めでたしの最終回でした。

そして、もっとめでたいのは、「はめふら」の第2期の制作がもう決まっていること！アニメがいつ放送されるかはまだ不明ですが、2021年に制作が決定してますので、今後の情報に期待したいところです。

続編があると分かっていると、最終回の悲しみも和らぎます。よかった、よかった。