2020年4月より絶賛放送中の転生ものラブコメディアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」、通称「はめふら」
乙女ゲームの悪役令嬢だった主人公が破滅フラグではなく、ゲームのキャラクターたちとの恋愛フラグを立てていってしまう物語です。
今回は、カタリナたちのパジャマパーティとメイドのアンの過去が判明する「はめふら」第9話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
【はめふら】第9話のあらすじ
無事に進級できることが決まったと、メイドのアン・シャーリーに報告するカタリナ。進級できたのはアンがそばで支えてくれたからだと、感謝を述べる。その言葉にジーンと感動するアンだった。
そんなアンは、進級できたことを皆に報告するカタリナの姿を見ながら、カタリナの交友関係に思いを巡らせる。
カタリナが額の傷がなくなったから、婚約解消したいとジオルドに申し出た時。ジオルドは傷など消えていないと、傍にいたアンにも念を押したことがあったこと。
カタリナを密かに想うキースが、日頃どんな不憫な思いをしているか。そんなキースが、母親と共にジオルドとの婚約に反対していること。
アランが無自覚ながらも、カタリナに想いを寄せていること。
カタリナに恋心を抱くメアリは、お互いの婚約を破棄して、二人でどこか遠い地に逃亡しようと本気で計画していること。
ニコルは、自分から行動はしないが、カタリナを見る時は笑顔を浮かべていることを。
ソフィアは、ニコルの恋を応援し、カタリナに積極的に兄をアピールしていることを。
カタリナのどこに皆から愛される魅力があるのか、アンは不思議だった。
そんなアンの思いを知らないカタリナは、メアリ、マリア、ソフィアと女子同士でパジャマパーティーを開催する。皆恋人はいないので、それぞれ好きな人にしたいことを語り合う。
そして、一緒にいるアンにも話が振られる。縁談はきていないのか?結婚に憧れないアンの本音とは?と。
言葉に詰まるアンを見たカタリナは、アンを気遣って話題を変える。そこで、もう遅いから休んでいいとアンに言うのだった。
そんなアンは部屋に戻る道すがら、自分が結婚に憧れない理由。カタリナとの過去を思い出していた。
果たして、アンが結婚に憧れない理由とは?そして、エンディングに突如訪れた、カタリナの破滅の危機とは?
【はめふら】第9話の感想
アン目線で語られる、カタリナを想うジオルドたちがどんなアピールをしているのか、それに全然気づかないカタリナの鈍感さが知れて、とても面白かったです。
パジャマパーティーのシーンは最高でした。普段見られないカタリナたちのパジャマ姿は可愛かったし、女子の本音が聞けるという楽しみもありました。
相変わらずソフィアは、ロマンス小説にあった恋に憧れていることを熱く語る。メアリは、カタリナを想いながら、カタリナとしたいことを熱く語る。マリアとカタリナは、純粋に好きな人にしてあげたいことを語る。
どれも微笑ましくて癒されました。
しかし、アンの過去が語られる回想シーンは悲しかったです。
男爵と、男爵の使用人であった自分の母親が結婚した。母親のために男爵に気に入られるように従順に振る舞い、頑張ってきたこと。
しかし、火事で母親が亡くなり、アンは腕に火傷を負ってしまった時。男爵が、アンを政略結婚の為の道具としか見ていなかったことが分かるシーンは、本当に悲しかったです。
こんな事があっては、結婚に憧れなんて抱かないよなと思いました。
男爵に家を追い出され、遠縁のクラエス家で使用人として働くアン。
初めての主人であるカタリナとアンの、大切な思い出のシーンは感動しました。特にアンに縁談話を持って訪ねてきた男爵に、カタリナがいかに、アンが自分に必要かを熱弁するシーンは、本当に感動しました。
アン自身を見て、大切に思ってくれるカタリナ。そんなカタリナにアンが慕わないわけないなと思いました。
後日、カタリナはジオルドたちを自分の畑の収穫際に招待するのです。お揃いの作業着をプレゼントされたジオルドたちが、皆揃って園芸用のハサミをカタリナに贈ったシーンは面白かったです。
エンディングではカタリナが突如令嬢たちに囲まれ、カタリナの悪事を暴露すると言われるシーンは、心配になりました。
【まとめ】
「はめふら」アニメ第9話のあらすじと感想を、お伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
アン目線で語られる、カタリナを巡るジオルドたちの日々の奮闘が描かれたシーンは面白かったです。いかに皆が、カタリナを本気で慕っているかが分かりましたね。
それを語ってくれたアンと、アンの主人であるカタリナの大切な思い出のシーン。
前半は悲しくて切ないですが、後半はとても感動する、素晴らしい話でした。
そんなカタリナに突如降りかかった、破滅の危機。
これからカタリナはどうなっていくのか、続きが気になる第9話でした。
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