【波よ聞いてくれ】最終回第12話の感想!ミナレの真価が問われる!

2020年4月から放送開始したアニメ「波よ聞いてくれ」が遂に最終回を迎えました。最終回では、放送中に地震が起きるというハプニングが発生します。

素人はだしのミナレがどう対応するかが、注目となった最終回!今回は、そんな「波よ聞いてくれ」の第12話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

【波よ聞いてくれ】第12話のあらすじ

今回の放送は、リスナーから来た企画案を読み、放送中に採用するという内容。放送開始早々に、大地震が発生。

初めての経験に戸惑いながらも、放送を続けるミナレ。麻藤ディレクターの指示に従って、災害時のマニュアルに読みあげる。スタッフ一丸となって地震情報を収集して、時刻は3時50分。サウンド・ハイタイドの時間だが、引き続き、ミナレが放送を続けます。

「私みたいのが、これ以上しゃべり続けちゃ、ダメでしょう」「こういう時は、ちゃんとしたアナウンサーがしゃべらないと」と弱音をはくミナレ。

「いつまで素人ヅラをしているんだ、お前は!」「そこにいて、しゃべれる以上、やるんだよ!」と麻藤ディレクターから、メモ紙で指示を受けるミナレ。

「お前は、そんなヘタレじゃないだろう」

しばらく考え込むミナレ。意を決して、自分の携帯に来ていたリスナーからの声を読みあげ始める。

「ロウソクの火を見ながら、ラジオを聞いてます」「人の声が聞こえて安心しました」災害時のラジオの役割を理解した放送を始めるミナレだった。

一方、スープカレー店で働いている中原中也と城華マキエは、冷蔵庫にある食材で炊き出しをすることを思いつき、行動に移す。

藻岩山ラジオ局の人気パーソナリティの茅代まどかは、本来昼の時間担当であるが、この緊急時に早めに出勤し、5時からミナレと交代する。

交代したまどかは、地震情報を伝えたあと、「札幌が真っ暗になったときの私の感想は、星がきれい」「そして今も星を見上げている人が沢山いると思います。その内の何人かは、この歌を口ずさんだじゃないかな」

坂本九の「見上げてごらん夜の星を」の曲を流す。

「やっぱプロは違うねえ」とミナレ。「災害時こそ、いつものパーソナリティのいつもの声だな」

「ラジオって、このまま滅んでいくもんだと思っていたけど、結構すげーな」「これまでは、麻藤さんに巻き込まれて、アレコレやらされてきたけど、腹くくったよ」

「これからは、私が麻藤さんたちを巻き込んでやる。否、札幌を。否、北海道を。否、日本全国を」と決意を新たにする。

決意を新たにした途端に、現れた中原たち。ボイジャーの炊き出しを手伝ってほしいと、ミナレに願いでる。

ラジオ1本でやっていこうと思ったミナレだが「街の声、いっぱい拾ってラジオのネタにしてやる」と中原たちの願いを受け入れるのであった。

【波よ聞いてくれ】第12話の感想

ギャー、ギャーと叫ぶミナレの声が苦手で、しばらく見ていなかった「波よ聞いてくれ」ですが、とうとう最終回になりましたね。

沙村広明の漫画は好きなので、「波よ聞いてくれ」も数巻読んでいましたが、最終回の内容は知りませんでしたので、素直に楽しめました。

これまた苦手な架空実況もなかったので、ほっと一安心。ミナレは、戸惑いながらも生放送をうまく切り抜けました。

ミナレの懸命さが伝わるいい話だったと思います。しかし、一番よかったのは、茅代まどかのラジオ番組でした。

どちらのラジオ番組を聞くか?と言われれば、間違いなく茅代まどかの番組ですね。耳さわりのいい声、落ち着いたしゃべり口、そしてセンスのいい選曲。

流石プロです。どれをとっても、ミナレより数段上です。勢いだけでやっているミナレの番組が低俗にしか感じられません。

とは言え、ミナレの頑張りは、とてもよかったと思います。

印象的だったのは、ミナレの放送にあきれていた夫婦の会話です。「もうちょっとマシなラジオはなかったの?」と奥さんが文句を言うシーンがあります。ろうそくの明かりの下で、ラジオをじっと見つめるご主人の姿が印象的でした。

ミナレのラジオをいいと思っているのか?悪いと思っているのか?どちらともとれる表情をしてますが、きっとご主人は、ミナレのラジオ番組をそれほど悪くはないと思っていたのでしょう。

ミナレのラジオを聞いている人がいる!そう感じられるとてもいいシーンだったと思います。

深夜3時半に始まる、ミナレのハイテンションなラジオ番組。実際にあっても聞くことはないと思いますが、深夜にも関わらず目を覚まさなければいけないドライバーの人とかには需要がありそうです。

ミナレには、ミナレのよさがあると、再認識させられました。

あと、スープカレー店のボイジャーの炊き出しの話もよかったですね。どうせ食材が無駄になるならと地方に還元するあたり、とてもいい話でした。

まったくの余談となりますが、新型コロナウィルスの影響で、生活が困窮している人に、このようなことをしている人もいます。

東京都錦糸町の中華料理店「三巴湯火鍋」の李さんは、毎日500食のお弁当を無償で提供していました。(現在は分かりません)

毎日経費が8~10万かかるというのに、ありがたい話です。このお店は、いつか有料で利用しないといけませんね。

まとめ

ミナレの生放送中に大地震が発生しました。ディレクターやスタッフの協力もあり、緊急事態にどうにか対処するミナレ。ラジオの価値や可能性を再認識したミナレは、ラジオに真剣に取り組むことを誓うのでした。

今まで麻藤ディレクターの無茶ぶりに答えてきたミナレは、今回もどうにか乗り切りました。パニックになりながらも、仕事をやり切ったミナレ。成長するミナレの姿が見られていい最終回でした。

第1話の最初から架空実況を始めるというトリッキーなアニメ「波よ聞いてくれ」でしたが、最後はきれいにまとめてくれたので、本当に良かったと思います。よかった!よかった!

 

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