2020年夏の注目「リゼロ」2期第4話、通算第29話の放送がありました。今回は、スバルの現実回。スバルが現実の世界では、どんな生活を送っていたかが分かる貴重な回です。
またスバルの両親が出てくる回です。父親は、一体どんな人物なのか?母親は、スバルにどう接していたのか?そんなスバルの家庭環境が明らかになる第29話のあらすじ、ネタバレ、感想、そして父親は大賢人フリューゲルなのか?アルデバランなのか?を紹介します。
【リゼロ】第29話のあらすじ
現実の世界に戻されたスバルは、半裸の世界に父親に無理やり起こされた後、家族3人で朝食をとる。用意されたのは、パンと味噌汁、そして山盛りのグリーンピース。
苦手なものを克服として母が用意したものだが、誰も食べない。結局ピラフに混ぜることでなんとか食べきるのであった。
その流れでスバルを学校に登校させようとする父。引きこもりのスバルは自分の部屋に戻る。8時を過ぎたら、もう学校に間に合わない。仕方がないと自分に思いきかせるスバルだった。
部屋に引きこもったスバルをどうにか散歩に連れ出す父。時折頭痛に苦しむスバル。公園でコーラを飲む父とスバル。「好きな子はいる?」と聞く父。スバルに学校に行ってもらいたい父は間接的にスバルに問いかけるのであった。
父がそんな行動に出たのには、理由があった。スバルの面構えがマシに見えたのがその理由だった。幾多の戦いを経て、たくましくなったスバルは、確かに成長していたのだ。
時折聞こえてくるのは、エミリアの声。「大変だったんだね」「ありがとう、スバル」「どうして私を助けてくれるの」現実にはいないエミリアがスバルには、幻影として見えていた。
スバルは、自分の小学校、中学校のことを話し始める。小さい頃は何でも器用にこなせたのに、皆の希望にこたえようと、何でもやった。エスカレートしたスバルの行動について行く者は少なくなり、いつしかスバルは一人孤独になっていた。
高校では、明るくふるまったが、空振り。自分を取り繕うのに疲れたスバルは、次第に学校に行くのが億劫になり、引きこもっていった。
そんな自分をどうしようもない奴だとあきらめてもらいたかったスバルだったが、父も母もスバルを切り捨てるようなことは決してしなかった。
「あきらめるのは、簡単です。でも、スバル君には似合わない」「ここからはじめましょう。1から、いいえゼロから」「はい、レムの英雄は世界一です」とレムの声も聞こえてくる。
スバルの父は、スバルにかかと落としを食らわせ、スバルの濁った考え方に活を入れる。スバルも自分を認めてくれた女の子がいることを父に告げた。
父ナツキ・ケンイチの分身ではなく、ナツキ・スバルを認めてくれた彼女たち。スバルは、最初から自分はナツキ・スバル以外の何者でもないことにようやく気が付くのだった。
今までのことを謝るスバル。これから恩返しすればいいと言う父。そして「がんばれよ」と声をかける。
家に帰ったスバルは、制服に着替え、母と一緒に途中まで歩く。母が「やっぱり、あの人の子だね」と言うと、スバルは「俺は、ちゃんとできているかな?」母に聞く。
スバルの半分は、お母さん。スバルは、お父さんの半分だけ頑張ればいい、残り半分はスバルになればいいと言う。スバルは、スバルらしく頑張ればいい。
スバルは、異世界生活に戻ることを考え、母に別れを告げる。「いってらっしゃい」と言う母。
教室に入ると待っていたのは、エキドナ一人。「思ったより、ずいぶん早く着いたね。ようこそ」「自分の過去を向き合う機会は、君に何をもたらしたかな」とエキドナは言うのだった。
【リゼロ】第29話の感想
スバルが現実の世界に戻ってきた第29話ですが、この話を最初見た時の感想は、イマイチでした。原因は、スバルの両親が馴染めなかったことです。
スバルの父がどれだけスゴい人間なのかが、イマイチ伝わってこなかったです。急に出てきた父がスゴいと言われても、なんか軽そうだし、尊敬できるイメージがありません。
何でもできるという設定の父親に、説得感がない上、散歩中に地元年配者と親しげに話す様を見て、地元でスゴいと言われているだけと、井の中の蛙のような感じ。どう見てもスゴい人物に見えない。
それに、兄弟で比較されることはあっても、親子で比較されるなんて、めったにないような気もします。親が弁護士とか、医者という設定なら分かるのですが、そうでもなさそうです。
また母も、父と比較するようなことを平気で言うので、あまりいい母親とは言えないと思います。子供にプレッシャーを与えすぎです。父のようになってほしいことも言えば、自分らしく生きて欲しいとも言い、一体どっちなんじゃいと聞きたくなるほどでした。
両親は、どちらともしっくりこなかったです。
また、スバルは引きこもりのくせに、ずいぶん親と話をしますね。こんなおしゃべりな引きこもりは絶対にいないだろうし、こんなにしゃべるのだったら、学校に行けるでしょと思ってしまいました。
そんなスバルを学校に行かせないなんて、あり得ない。ご両親は、スバルを甘やかせ過ぎです。
母親は、「いってらっしゃい」と言ってスバルと別れますが、そのシーンはよかっただけに残念でした。
あと両親に違和感を感じた為に、せっかくのエミリアとレムがスバルに語りかけてくるシーンにひたれなかったのも、残念でした。感動したかったのに・・・。
最後に、教室でエキドナが待っていたところも、よかったです。現実の世界は、エキドナが見せていた異世界の中での幻想だったのでしょうか?
とにかくエキドナのスゴさが伝わりました。エキドナは、絶対に怒らせてはいけませんね。
【リゼロ】スバルの父親ケンイチは、大賢人フリューゲル説
29話は、スバルの父親が凄い人だという話でしたが、実は、本当に凄い人である可能性があります。それは、異世界の大賢人フリューゲルであるかもしれないのです。
フリューゲルは、フリューゲルの大樹を植えた張本人。
理由①ナツキケンイチの名前は、菜月賢一。大賢人の賢と言う文字を使っていること。
理由②フリューゲルは、大樹に、自分の名前を日本語で掘っている。その言葉は、「フリューゲル参上!」スバルも子供の頃、壁に「スバル参上!」と書いていた。思考パターンが一緒。
その為、父親の賢一がフリューゲルなのではないかと言われてます。(スバル=フリューゲル説もあり)
【リゼロ】スバルの父親ケンイチは、アルデバラン説
アルデバランは、王選の候補者プリシラの騎士です。常に鉄兜をかぶっているので、素顔は不明。性格は、気さくで陽気。軽薄な印象を受けるキャラです。18年前に異世界に転生したと本人が言っています。
また、400年前のことを知っていて、未来に起こる出来事も知っている素振りを見せる。スバルのように時間をループできる。
理由①性格が父親賢一に近い。スバルのことを気さくに兄弟と呼ぶ、その接し方は父親風に見える時がある。
理由②アルデバランは、おうし座の一部。スバル(昴)もおうし座の一部であること。
アルデバランとスバルが同じおうし座を構成していて、一番明るい星がアルデバランで父親のイメージがありますが、アルデバランは、アラビア語で「後に続くもの」という意味を持ちます。
そうなると、アルデバランが父親という感じではなくなります。アルデバラン本人が言った通り、兄弟関係が正しいかもしれません。
まとめ
現実の世界に戻ったかと思いきや、すべてはエキドナの思惑通り。また異世界生活がすぐに始まりそうです。
エキドナが、「リゼロ」第2期のメインヴィジュアルに使われているのも、納得。エキドナとどう接していくかが、2期の見どころです。
また、スバルの父親に関しては、大賢人フリューゲル説とアルデバラン説とありますが、「お父さんは凄い人」と言った発言を聞いているとフリューゲル説が強いです。
ノリの良さで言ったら、アルデバラン説もありえるかもしれません。
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