2020年の秋アニメ「無能なナナ」、第1話から急展開が凄すぎる!詐欺られた!と話題になっています。
「無能なナナ」は、超能力のない柊ナナと人類の驚異となる超能力者たちとの戦いを描いたアニメです。
ナナは、同級生の中島ナナオを崖から落とし、渋沢ヨウヘイを湖の底に沈める。次なる犠牲者は誰なのか?予測不能アニメ「無能なナナ」の第3話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
【無能なナナ】第3話のあらすじ
ナナと同じ日に転校してきた小野寺キョウヤ。得体の知れない雰囲気を持つ彼の目的は行方不明となった妹を探すことだった。
クラスの中でも浮いた存在のキョウヤに、ナナは密に接近を試みる。昼休みに、お昼を一緒にとナナが誘っても、誘いに乗ってこない。
キョウヤを尾行したナナは、キョウヤが野良猫にミルクを与えていることを知る。放課後になり、ナナがキョウヤに声をかけると「今日は暇か?」と聞かれ、「俺の友達になってくれ」と言われる。
言われるがまま、キョウヤの寮の部屋に行くナナ。部屋に入るのナナは、部屋の中を冷静に分析、キョウヤの人となりを把握しようとする。
キョウヤは、友達を言えばゲームと言い、ナナに古いゲームを勧める。ゲームをしながらナナに友達を作る方法を聞くキョウヤ。ナナは「キョウヤがちょっと怖いというか、オラついているところがあるかもしれない」と言う。
その言葉を聞いて「俺がオラついている?」と聞き返すキョウヤ。どうやらオラついているの意味が分らなかったようだ。
オラついているの意味を笑顔を見せながら手帳に記入するキョウヤ。ナナはキョウヤの分析ができないでいた。
キョウヤはナナに、能力者の妹が行方不明になったことを調べに来たと言い、転校早々、中島が行方不明になったことを不審に思っていると言う。
また学校は軍隊のような場所だと思っていたが、訓練がゆるすぎる。はたして、人類の敵に本当に立ち向かえるのかと言い、人類の敵のイメージとして、持っていた漫画を見せる。
「大好きな漫画です!」とナナはキョウヤの趣味に合わせた発言をする。一通りキョウヤと話した後、ナナはキョウヤの部屋を出ようとする。
帰りがてらに、キョウヤはポケットからナナオの腕時計を取り出し「見覚えがないか?」とたずねる。ナナの反応を見たキョウヤは、ナナを連れ出し例の崖に連れて行く。
キョウヤは、転校してきた翌日の夜、ナナが何をしていたかを聞く。キョウヤは、崖のロープが切れていたこと、崖下にナナオがしていた腕時計が落ちていたことをナナに伝える。
しらばっくれるナナは、キョウヤが人類の敵の仕業だと思い始めたことに安心するが、キョウヤが相当な危険分子であることを再認識した。
キョウヤと別れた後、スマホでキョウヤのデータを検索すると、その能力は不明で「身体能力系統」とだけ書かれていた。
翌日、キョウヤはナナと共に、担任にナナオが何者かに殺害された可能性があることを告げ、ナナオの腕時計を担任に渡す。
ナナは、ナナオの猫は大丈夫かな?とキョウヤの興味を引きそうなことを言う。
ナナは昨日見たキョウヤの部屋を思い出していた。臭いを気にしているのかゴミ袋が2重になっていたこと、机の上のトマトに賞味期限の付箋が貼ってあったこと、この2つからキョウヤが臭いを感じないと判断した。
空き小屋に猫の様子を見に来たキョウヤは、いつもの通り牛乳をレンジでチンする。部屋には、ガスが充満してあった為、大爆発を起こす。
全身火だるまになって、外に出てくるキョウヤ。倒れて動かないキョウヤに、助けを呼んでくると言ってその場を立ち去ろうとすると、キョウヤに足首をつかまれる。
「なぜ、一番に駆け付けられた」「炎に巻かれているのが俺だとなぜ分かった?」とキョウヤは言う。
キョウヤが納得できないのは、ナナが死ぬほど驚いていること。心が読めるなら、自分が不老不死であることを知っていたはずなのに。
キョウヤは、自分の鼻が利かないのは生まれつきだと言い、不老不死の能力の代償を自分の心に描く。
ナナは「ありがとうございます。伝わりました」と笑顔で答えた。
キョウヤは「これからもよろしく」と言い、何事もなかったかのようにその場を去って行った。
【無能なナナ】第3話の感想
転入してきた日から、一見して「出来る男」感が半端ない小野寺キョウヤ。キョウヤが他の生徒と違うのは、訓練する為にこの学園に来たのではないこと、行方不明の妹を探しに来たということです。
そんな目的があって来ている為、中島ナナオが学校を病欠しているということを不審に思い、何者かに殺されたと疑いを持ち始めます。
その他の能天気な生徒とは、一線を画してますね。クラスの中では、キョウヤとナナくらいなのでしょう。ナナにとっては、非常に厄介な存在です。
しかも、ナナに与えられた情報は、キョウヤの能力が身体能力系統だということだけ。もっと情報くれないとやりようがないと、ボヤきたくなります。
結局、部屋の観察だけで、キョウヤの鼻が利かないことに気が付いたナナは、凄いとしか言いようがありません。
ナナの心理分析、行動分析こそが、このアニメの見どころ。とても面白いです。
最後にキョウヤは、不老不死能力の制限を自分の心の中で思い浮かべ、心が読めるはずのナナに伝えますが、強い精神力を持ってすれば、ウソの情報を伝えることもできます。
またこの情報を元に、ナナにカマをかけることもできます。「あの時伝えた制限があるから、俺がどう行動するかは、お前さんには分かるはずだ」なんて迫られたら、ナナは一貫の終わりです。
そうなったら、ナナも「自分の能力にも制限がある。それをあなたに伝えるわけにはいかない」などと逃げるしかないですね。
多くの能力者に制限があるので、「心が読める時には条件がある」という設定にすれば誤魔化しがききそうです。
いづれにしても、キョウヤはかなり厄介です。戦闘能力はまだ不明ですが、不老不死はなんといっても無敵。
キョウヤを倒すには、首を斬り落とすしかなさそうです。無能力者のナナにとっては、かなり難易度が高そうです。
ナナがキョウヤをどう倒すのか、次回も楽しみです。(なかなか死ななさそうなキャラです)
まとめ
第3話にして、1話1必殺のナナも苦戦を強いられました。しかし、相手はクラスメートの中でも、一番デキそうな小野寺キョウヤですから、仕方がないといったところでしょう。
キョウヤは強敵ですからじっくりと対策を練り、ナナは他のターゲットを狙いに行くかもしれません。
となると、物を凍らせる能力の郡セイヤか、炎を操る飯島モグオか。
でも、モグオがいなくなると寂しいし、セイヤとモグオはセットみたいな感じなので、セイヤもターゲットにはなりにくいですね。
となると誰か他の生徒か・・・。
色々と妄想できる「無能なナナ」、次回の放送も楽しみです。
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