【無能なナナ】最終回の感想!ナナが出血多量で死亡?ミチルはどうする?

2020年の秋アニメ「無能なナナ」

入浴中に倒れたミチルの看病をするナナ。翌朝、看病のかいがあって、元気になったミチルは、ナナに自分の過去を話した。

自分の治癒能力を使って人の役に立ちたいと頑張るミチルに、ナナは心を揺さぶられる。ナナとミチルはずっと仲良くしていけるのか?人類の敵を戦うナナが出した結論は?

今回は、そんな「無能なナナ」の第13話最終回のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

【無能なナナ】最終回第13話のあらすじ

ミチルはナナの部屋を訪れ、ナナに声をかける。両親が殺された日の朝を思い出してくださいと言う。

ナナが窓を閉め忘れたせいで、両親を殺されたという話は、ナナの思い違いかもしれないとミチルは指摘する。

ナナが翌朝起きた時に、部屋は散らかっていなかったのなら、両親が部屋を片付けして窓閉めもしていたのではないかというのだ。

ミチルはナナのせいで両親が殺されたのではない、ナナは何も悪くないと言う。そして、ミチルは「私は何があっても、お友達です」とナナにやさしく言うのだった。

翌日、本土から定期便があり、学校の校庭でお店が開かれた。そこでペンを見つけたナナは、ミチルにプレゼントしたら、喜ぶかなとぼんやり考えていた。

そこに通りかかったキョウヤに「好きな男でもできたか?」と茶化される。そして殺人事件の犯人捜しを手伝ってほしいと言われるが、ナナは慎重に動いた方がいいと答えた。

校庭でのお店を見た帰り、ナナはミチルにペンをプレゼントする。するとミチルはナナに枕をプレゼント。嫌なことは忘れてぐっすり寝てくださいとのことだった。

夜になり、ナナが一人部屋にいると、橘が訪れる。ミチルが誰かに呼び出され、海岸に向かっているとのことだった。

殺人者に呼び出されたと、急いで海岸に向かうナナ。

ミチルは、姿の見えない殺人者に頬を切られる。暗い中、逃げるミチルをからかうように追う殺人者。

ナナが助けに来ると言うミチル。助けに来ないと言う殺人者。殺人者は、ナイフをミチルに投げる。あわやというところでミチルをかばったのはナナ。

ナナは背中をナイフで刺されてしまう。ナナは殺人者が誰なのか分かっていた。モグオの説教を聞きながらも、動ける人物。それは、幽体離脱能力者の鶴見川レンタロウだった。

「隙を作るから逃げろ」とミチルに耳打ちするナナ。ナナは「ナイフがないと何もできない」とレンタロウを挑発し隙を作る。

挑発に乗ってナイフをナナに突きおろすレンタロウ。ナナのことが心配で逃げないミチル。

「早くしろ、この馬鹿犬!」ナナはミチルを罵倒するが、ミチルは逃げない。「何がお友達だ!私はお前をずっと利用していた」

「お前みたいな偽善者は大嫌いだ!」とナナが言い、ミチルはようやく、泣きながら逃げ始める。

策があるから逃げろと言ったナナ。レンタロウはナナの策が気になりナナに聞くが、ナナは答えない。怒りに任せてナナを殺そうとするレンタロウだったが、急に首を押さえて苦しみ始める。

レンタロウを止めたのは、キョウヤだった。ナナはあらかじめキョウヤに相談。レンタロウ本人を探してくれと依頼していたのだった。

レンタロウは学校のトイレに隠れていた。キョウヤはレンタロウを見つけ、レンタロウの首を絞めつけたのだ。

幽体離脱ができなくなったレンタロウはナナの前から消えていた。大怪我を負い、一人残されるナナ。ナナは意識が遠のく中、今までの犠牲者ことを思い出していた。そして、両親を思い出し、友達ができたと心の中で報告した。

もはやここまでのナナだったが、ナナの目の前に、ミチルが現れる。ミチルはナナの様子が気になり戻ってきたのだった。

ナナは重症で声も出せない。「絶対に助ける!ナナしゃんはいい人なんだから!」ミチルは全力でナナを蘇生しようとする。

「ヒトミしゃん、力を貸してください!もうちょっとだから!」「ナナしゃんを返してくださいー!」

意識を取り戻したナナ。ナナのそばには、もう動かないミチルがいた。ミチルの心音を確かめるナナ。

ミチルの心音は聞こえない。「いやだ。いやだー!」ナナはミチルを抱きかかえ、泣き叫ぶのであった。

【無能なナナ】最終回第13話の感想

ミチルの過去を聞いたナナは、自分の生き方に疑問を持ちます。いつも冷静なナナも、さすがに精神を正常に保つことができなくなってきたのでしょう。

そして、トドメを刺すかのように、ミチルは「ナナしゃんは何も悪くない」、ナナの両親が殺されたのはナナのせいではないと言いました。

ナナの過去は果して本当に正しいものなのか?本部の鶴岡がナナを教育し、ナナを育て上げましたが、ミチルの話を聞くと、鶴岡がナナを洗脳していたとしか思えません。

ナナの心の底では、鶴岡への忠誠心が揺らいでいるのでしょう。

ミチルを助けに行くとき、鶴岡から電話がありましたが、勘が鋭い鶴岡にナナの心の中が読まれていないか心配になりました。

そして、ナナは自分の身の危険を承知の上、ミチルを助けようとします。何も能力がないナナ、治癒能力しかないミチル。相手は幽体離脱能力者のレンタロウ。勝ち目はありません。

ナナの心理作戦でどうにかミチルを逃がしますが、ナナの一つの誤算は、ミチルが人を見捨てるような人間でないことでした。ミチルが、親友と慕っているナナを見捨てるわけがありません。

ナナが言った「この馬鹿犬!」「お前みたいな偽善者は大嫌いだ!」はミチルを罵倒してますが、とてもやさしく聞こえました。

ナナの心の叫びが聞こえたようで、本当にいいシーンでした。

ナナとミチル。普通なら仲良く、学校に通ってもおかしくないのに。アニメとは言え、ナナの境遇に同情せざるを得ません。

ナナのことが心配だったミチルは、最後にナナを助けますが、ミチルがナナの正体を知っていたら、どうしていたでしょう。

ミチルならきっと、それでもナナを助けるでしょう。そう思わせるような素晴らしい最終回でした。

まとめ

「無能なナナ」の最終回は、ナナが指令に背き、ミチルを助けようとしました。人類の敵であるミチルを助けたナナ。ナナがミチルに言った「馬鹿犬」がとても印象的な最終回でした。

「無能なナナ」アニメはこれで終わってしまいました。人類の敵と戦うことに疑問を感じ始めたナナ。ナナが今後どんな道を歩んでいくのかは、アニメの第2期を期待しましょう。

アニメの第2期がいつあるか分からないし、あるかどうかも分かりません。どうしてもナナのその後が気になる人は漫画で続きが見られます。

アニメは漫画「無能なナナ」4巻までが描かれていましたので、続きは5巻からとなります。漫画「無能なナナ」も要チェックです。

個人的には一番最初に崖から落とされた中島ナナオが気になります。ひょっこり出てきてくれないかなと思いますが、どうなんでしょうか?

漫画「無能なナナ」は現在も連載中です。現在は7巻まで出ています。

漫画の最後がどうなるかは分かりませんが、最終的にはナナが、鶴岡と対決して終わるのでしょうか?意外な最終回となるよう期待してます。

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