2020年の秋アニメ「無能なナナ」、第1話から急展開が凄すぎる!詐欺られた!と話題になっています。
「無能なナナ」は、超能力のない柊ナナと人類の驚異となる超能力者たちとの戦いを描いたアニメです。
ナナは、同級生の中島ナナオを崖から落とし、渋沢ヨウヘイを湖の底に沈めた。着実に能力者を倒しくナナだったが、ナナの殺害現場の写真を持つツネキチが現れる。
ツネキチによる暴露は防げるのか?ツネキチの望みは一体何なのか?予測不能アニメ「無能なナナ」の第5話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
【無能なナナ】第5話のあらすじ
ナナがナナオを崖から落としている決定的写真を持っているツネキチ。ナナは必死に誤解ですと主張するが、ツネキチを説得することはできない。
この島には、競馬も宝くじもなく退屈だとボヤくツネキチ。刺激のない生活を送っていたツネキチは「彼女いないんだよね」とニヤリと笑いながら言うのだった。
ナナは、ツネキチの部屋でベッドでマッサージをさせられる。マッサージをしながら、ナナはツネキチを話しをするが、ツネキチは想像以上にクズな男。「クズに遠慮はいらないな」とナナは思うのであった。
毒針を持っていたナナは、ツネキチに殺意を抱くが、それを察したかのようにツネキチは「写真の未来は絶対」「あの写真では、俺はまだ生きていた」と言う。
夜の10時、体育館でナナに襲われるまでは、何があっても自分は死なないと言うツネキチ。
マッサージを終えたナナは、自室に帰ろうとするが、ツネキチは激怒!「自宅待機」と言ってナナを自分の部屋から出さない。
明日からは彼女として色々楽しませてくれと言って、自分だけベッドで寝てしまう。枕元のカメラに手を置きながら寝るツネキチ。カメラからは予知夢の写真が何枚か出てくる。
写真を確認し愕然としたナナは、写真を1枚抜き取り、体育館に行って別の写真を撮る。翌朝、のんきに目覚めたツネキチ。ナナはツネキチの彼女として住み込みをすることになった。
月の満ち欠けからして、今夜がナナがツネキチに犯行を及ぼす日。ソワソワするナナに、ツネキチは「ナナちゃんさー、何か隠してるしょ?」と聞いてくる。
未来写真は毎晩5枚なのに、1枚足りなかったと言うツネキチは、「身体検査」と言ってナナの胸元をまさぐり、ナナが隠していた写真を見つけてしまう。
ツネキチが見つけた写真には、縄跳びで首をしめられ、目を見開いて倒れているナナが写っていた。
ナナは「自分が死ぬのに、なぜあなたを襲うんですか?」とツネキチに言う。未来は絶対だと主張するツネキチは「夜の10時に何も起こらなかったら信じてやる」と言い、風呂に入りに行った。
ナナは、ツネキチが風呂に入っている間に、ツネキチを腕時計を10分遅らせた。
夜の10時前にあえて体育館に行くツネキチ。まだ10時まで時間をあるが、突然裏に隠れていたナナがツネキチに襲いかかる。
しかし、ツネキチは首と縄飛びの間に手を入れていた。ツネキチは、ナナが時計を遅らせていたことに気がついていたのだ。
未来が分かる超能力者であるツネキチは時間は気にしていると言い、もう時計は元に戻しているよと言う。時計の針は夜の10時。
何をしても未来は変わらない。夜の10時を越えれば自分は死なないと言うツネキチは、ナナに襲いかかる。
しかし、ツネキチは突然もがき始める。ナナともみ合った時にナナが刺した毒針が効いてきたのだ。ナナは自分が死ぬ写真はウソで自撮りしたものだと言い、ツネキチがもがいて死ぬ本当の写真を見せる。
時計の針を遅らせることには気が付いたが、念写の写真をスリ換えていたナナの勝ちだった。
ナナはツネキチに完全勝利したが、問題はまだあった。ツネキチの念写の写真には、この現場をキョウヤとミチルに見つかってしまう光景が写っていた。
そして、写真の通りにキョウヤとミチルが体育館の倉庫の扉を開ける。キョウヤは「柊、何してるんだ?」と言うのだった。
即座に機転を利かせるナナは「ミチルちゃん、ツネキチさんを助けて!」と言う。キョウヤの出方を慎重に伺うナナ。
「ナナは俺の彼女になった」と言いふらしていたツネキチ。そんな噂を聞きつけたキョウヤはツネキチの部屋に行く、念写の写真を見たと言う。
キョウヤが見た写真は、ナナが首を絞められ倒れている写真。ツネキチは助からないと言うミチル。
ナナはさりげなく「他の写真を見たのか?」と聞くと、「急いでここに来たのだよく見ていない」と言うキョウヤ。
「見られたらまずい写真でもあったか?」と聞くキョウヤに、「ツネキチさんに脅かされていた」「裸の写真があったんです」と言うナナ。
裸の写真を見られたくなかったと納得したキョウヤだったが、今度は「ツネキチに襲われたから殺したのか?」と聞いてくる。
「何もしてません」とナナは無実を主張。「人類の的には色々なタイプがいて、人を呪い殺す敵もいたような」と言うミチル。
ツネキチに同情し、手を合わせるナナ。キョウヤはナナに疑いを残したまま「何でもアリだな」とイヤミめいたことを言う。
ナナは体育館を出た後、ツネキチの部屋に行き急いで写真を回収する。キョウヤは後から部屋に入って来たが、ナナが撮った写真の縄跳びが2重に首に巻かれていたことが変だと言い始める。
ツネキチがやるなら、急いでいるから1重しか首に巻かないはずだと言うキョウヤ。ナナはなんとかごまかしたが、キョウヤはやはり油断ならない人物だと再認識する。
部屋を色々探したが、1枚足りない。足りない写真は、ナナがナナオを崖から突き落している写真。
ツネキチが持っていると思ったナナは、体育館の倉庫に戻る。倉庫では、ミチルがまだツネキチの蘇生を試みていた。
ナナが倉庫に着いた時、ミチルは丁度ツネキチが持っていた写真を見つけたところだった。「何か見ちゃった?」とナナはミチルに声をかけるのだった。
【無能なナナ】第5話の感想
根暗なツネキチ、ボッチのくせに態度も悪い男でした。予知能力があるにも関わらず、ナナの知力の前では成すすべもありませんでした。
ツネキチが一日に念写できるのは5枚まで。あえてナナの前で念写することで、ナナが何かをするだろうと読んではいました。
しかし、ナナはその上をいき、ツネキチにニセモノを写真を取らせます。ツネキチは自分が騙されていることも気が付かきません。それどころか時計のトリックをしてくるだろうと予想して勝った気分になってました。
よくよく考えてみれば、自分の能力をナナに見せてしまったことが、最大の敗因です。念写した写真の内容はツネキチは写真を見るまで知らないのですから、コレはかなり危険な行為です。
ナナが一枚だけ抜き取ると思ったのが運のつき。ナナが写真を総とっかえする可能性があることを考えなかったことも敗因の一つです。
結局、ツネキチはナナにやられてしまいます。ちょっと気の毒でしたね。
そして厄介なのが、キョウヤ。ナナが首を絞められている写真に違和感を覚え、首に巻かれた縄跳びが2重になっていることから、ナナの自作自演ではないかと疑います。
キョウヤの観察力は、ナナに勝るとも劣らないので、二人はいいコンビです。この関係性は、とりあえず変更はなさそうです。
マンガは未読なので、今後どんな展開になるか知りません。モグオやセイヤを倒した後、最終決戦はナナとキョウヤになりそうです。
あるいは、担任の教師が敵になって、ナナとキョウヤが協力しながら戦う。そして、その途中でナナこそが能力者の敵だということが判明する。そんな話も面白いですね。
今回の最後は、ナナの「見ちゃったの?」と言う迫力あるシーンでした。次週、ミチルがナナの餌食になるのか?凶悪バージョンのナナがちょっと恐ろしい終わり方でした。
ナナのことを「ナナしゃん」と言って、慕っているミチルを始末することができるのか?スリリングな展開に注目です。
まとめ
未来を念写できる能力を持つツネキチは、時計のトリックには気が付いたものの、ナナの巧みな写真のすり替えには、気が付かず、ナナにやられてしまいました。
そして、ナナがナナオを崖から落とす写真を見たミチルは、一体どうなるのでしょうか?次なる犠牲者はミチルになるのか?それとも、ナナに従うのか?次回の放送が楽しみです。
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