【アクダマドライブ】第11話の感想!ハッカーは死亡?カントウの実態とは?

2020年の秋アニメ「アクダマドライブ」の放送も最終回まで、あと1回!

シンカンセンに乗り、再度カントウへ向かうことになった詐欺師たち。まだ見ぬ地カントウ。

カントウに到着した詐欺師たちは、目を疑う光景を見ることになる。カントウとは一体どんな所なのか?またカントウに行くと言ったハッカーは無事生きているのか?

今回はそんな「アクダマドライブ」の第11話のあらすじ、ネタバレ、感想をお伝えします。

【アクダマドライブ】第11話のあらすじ

カンサイでは、多くの暴徒化した民衆がアクダマ認定され処刑された。その結果、処刑課ボスの狙い通り、暴動は鎮圧。多くの犠牲者を出したが、カンサイ市内は平穏を取り戻した。

一方、シンカンセンに乗った詐欺師、運び屋は、夢うつつのような世界にいた。

そこは、詐欺師がアクダマになる前の世界。ハンコセンターに勤める詐欺師が、、定時で仕事を終え、帰宅する。そんなシーンが再現されていた。

車に引かれそうな猫を助け、たこ焼き屋を見つける詐欺師。先客の運び屋とすれ違い、何もなかったのようにたこ焼きを買う詐欺師。家に帰った詐欺師は自分のバッグにぶつかり転びそうになる。

部屋にあったのは、ハッカーのドローン。ドローンを手にすると詐欺師は、再びたこ焼き屋の前にいた。そして、運び屋が落としたであろう500イエンを見つける。

運び屋は、運び屋の仕事の駆け出しの頃にいた。まだ幼さの残る運び屋は、報酬で500イエンをもらっていた。投げ出された500イエンを拾って家に帰ると、同居していた女性は射殺されていた。

犯人はまだ、家にいて、運び屋自身も銃で撃たれ、右手を失ってしまう。銃で撃たれた後、運び屋は再びたこ焼き屋の前にいた。

この世界は、夢の世界。「胡蝶の夢」のような世界だった。夢の中にいる自分が現実なのか?現実の自分が夢なのか?区別がつかない世界だった。

本来なら、自分の心地いい瞬間をいつまでも、何回でも再現できる、夢のような世界。

詐欺師と運び屋の接点となる500イエン。運び屋に500イエンを返そうとした時、詐欺師は現実の世界に戻され、シンカンセンの車内にいた。

同様に、運び屋もシンカンセンの車内に戻って来た。詐欺師たちを呼び戻したのは、ハッカーだった。ハッカーは二人の接点である500イエンを使って、詐欺師たちが浄化されるのを防いだのだ。

シンカンセンはカントウに移動する際に、消毒ゾーンを通過するが、ここで消毒されると肉体と精神は分離し、カントウに取り込まれるところだった。

ふと我に返った詐欺師は、一緒にいた妹と金庫の中にいる兄を探すが、見当たらない。そして、シンカンセンの外を見てみると、そこは、瓦礫が宙を舞う不思議な世界だった。

空を飛び、平らな瓦礫の上に乗る運び屋。同じように空を飛ぶ詐欺師。上を見上げると黒い物体があった。

カントウにいた人は、戦争の後、精神をデータ化し、統合していくことを始めた。膨大なデータを保存するための装置が超量子コンピュータ。詐欺師たちが見ている黒い物体だった。

ハッカーは、カントウに取り込まれる前に、自分のデータをプロテクト。カントウの中で、唯一データを取り込まれていない存在。自分の姿をホログラムで再現することもできるのだった。

カントウの実体を知った詐欺師だったが、兄妹はどうなったのかをハッカーに聞く。ハッカーは上を指し示す。兄妹は超量子コンピュータの上で、すべてのデータを流し込まれている最中だった。

ハッカー曰く、超量子コンピュータも物質である以上劣化を防ぎきれない。そこで受け皿として兄妹を作ったのだ。

その事実を知った詐欺師は、宙を舞い兄妹を助けようとするが、跳ね返されてしまう。

これが兄妹の本来の居場所だと言うハッカー。それを聞いて怒りを露わにする詐欺師。再び兄妹を助けようとするが、同じように跳ね返される。

決して諦めようとしない詐欺師を見てハッカーは「君たちをモニタリングして分かったことは、全員、バカで、わがままで、身勝手だということ」と言う。

ハッカーは、ドローンを返しに来たお礼として、兄妹を助けようとし始める。カントウの中にいるハッカーなら、可能性はゼロではないと言う。

自らの頭脳を駆使して、超量子コンピュータに挑むハッカー。その挑戦は困難を極めた。ボロボロになりながら戦うハッカー。もはやここまでと思われた瞬間、兄妹の持っていたお守りから、今まで死んでいった子供たちの意識がハッカーを救い、一致団結。ハッカーは、なんとか兄妹を救い出す。

兄妹を奪い返した詐欺師は、ハッカーの魂が宿るドローンにお礼を言い、シンカンセンに飛び乗る。

カンサイに向けて、シンカンセンは発車。

しかし、シンカンセンの動向を見ていた処刑課は、カンサイに戻ってくるシンカンセンを爆破するのだった。

【アクダマドライブ】第11話の感想

第9話の感想の時に、ハッカーはもう出てこないと予想してましたが、詐欺師たちがカントウに行くことになった為、やはりハッカーが再登場してきました。

しかし、このハッカー、死んでいるような存在です。肉体は消毒ゾーンを通過する時になくなったようで、精神だけが生きている存在。

ああ、まるで銀河鉄道999のメーテルのお父さんのような存在です。これで生きているというのか疑問ですね。

精神をデータ化され、カントウに取り込まれていない状態です。普通に考えるとSIRIのように問いかけには応えてくれそうですが、自発的に行動できないのでは、と思ってしまいます。

自発的に行動できれば、生きていると言えるし、自発的に行動できなければ、ただコンピュータが予測しているだけで生きていないと言えます。

ハッカーの場合は、完全に自発的行動ができてますので、一応生きていると言ってもいいのかもしれません。

そんなハッカーも、詐欺師の兄妹を助けたいという気持ちに、心を動かされ超量子コンピュータと戦います。

ハッカーにとって、ハッキングは生きがいですから、やりがいのある挑戦ができてよかったです。

最後にハッカーは、詐欺師の呼びかけに答えていなかったので、本当に死んでしまったのかもしれません。

もし、ハッカーに自動修復機能が備わっていれば、修復は可能ですが、ハッカーは最後に最高のハッキングをして死んでいったと考えた方がいいでしょう。

ハッカーが残した言葉は、とても印象的でした。「君たちは、全員、バカで、わがままで、身勝手だということ」

アクダマの中には、医者や殺人鬼のように、人として疑問を感じる人間もいましたが、喧嘩屋やチンピラは純粋な生き方をしていたと思います。

自分の感情に素直で、自分の生きがいを純粋に追い求めるのは、見ていて気持ちがよかったですね。

ハッカーの人生は終わりましたが、カントウの中で孤独に生き続けるより、最後にやりがいのある挑戦ができ、勝利したので、いい人生だったと思います。

人は死ぬ時に、苦しみながら死ぬ人もいるし、眠るように死ぬ人もいます。人生の最期には、悔いの一つや二つはあるだろし、沢山ある人もいると思います。

できれば、後悔の少ない、満足した状態で最期をむかえたいと、しみじみ考えてしまいました。

今回の話は、ハッカーの活躍が目立った回となりましたが、運び屋の右腕の秘密も明らかになりましたね。運び屋が落としたお金は縁起が悪いので受け取らないというのもよく分かりました。

運び屋と一緒にいた女性は、明らかに年上だったので、母親だったのかもしれません。500イエンはもう持ちたくないですね。

まとめ

次回はいよいよ「アクダマドライブ」の最終回。生き残ったアクダマは予想通り、詐欺師と運び屋となりました。

思えば、「アクダマドライブ」は詐欺師と運び屋が出会ってから、始まったと言えます。

「アクダマドライブ」自体は今回の第11話で終わりにしても十分満足いく内容でしたが、この後、どんな最終回になるのか?かなりハードルが高い最終回だと思います。

内容によっては、第11話で終わりにした方がよかったなんて結果になりますから、アニメ制作関係者の皆さんに頑張ってもらいたいですね。

最終話の題名は「アクダマドライブ」最後のドライブを思う存分楽しみましょう!

 

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