【アクダマドライブ】第10話の感想!詐欺師と医者、女同士の戦いに終止符!

2020年の秋アニメ「アクダマドライブ」も、最終回まであと僅か。

処刑課に囚われた兄を奪還すべく、処刑課本部へ乗り込んだ運び屋、詐欺師、妹。ヘリに乗り込む兄を救い出すことができるのか?

そして、不老不死の魅力に取りつかれた医者は、チンピラを手を組み、同様に兄の奪還を試みる。兄の奪還に成功するのは、詐欺師なのか?それとも医者なのか?女同士の壮絶な争奪戦!

今回はそんな「アクダマドライブ」の第10話のあらすじ、ネタバレ、感想をお伝えします。

【アクダマドライブ】第10話のあらすじ

兄を乗せたヘリは離陸。運び屋はバイクで追走し始める。一方、医者とチンピラは飛行バスに乗っていた。医者は乗客のすべてを始末し飛行バスを占拠。発信機をつけた妹の位置情報から、移動先はカンサイステーションだと予測する。

処刑課助手と後輩は、ヘリの中で現在の状況を知る。カンサイ市内では、詐欺師のSNS発信と殺人鬼の徘徊によって、民衆が暴徒化し、街をデモを起こしていた。

処刑課後輩は、詐欺師が見せしめに処刑課の人間を殺したと言う。黒猫の少年:兄は、そんなことはない。と言い、処刑課もある意味、アクダマだと言う。

警察署では処刑課ボスが警察署長と話をしていた。処刑課本部は民衆によって陥落。カンサイの民衆が暴徒化したことは、カントウに知れ渡ることになる。どうにかそれを阻止したい処刑課ボスは、警察署長に、暴徒化した民衆をアクダマ認定することを提言。

ヘリを追跡する運び屋は、暴徒化する民衆に行く手を阻まれる。そして、アクダマであることも発覚するという状況。運び屋に攻撃を始めようとする民衆だったが、暴徒化した民衆はアクダマであると警備ロボが判断し、次々と民衆は処刑されていく。

警察署長が、暴徒化する民衆をアクダマ認定することを決断したのだ。

民衆の邪魔がなくなった運び屋は、カンサイステーションへと疾走する。バイクに乗りながら、話をする運び屋と詐欺師。詐欺師がアクダマではなく、普通の一般人であることは、運び屋にはバレていた。

運び屋は、命を懸けてでも、任務を遂行すると自分のポリシーを語った。二人の会話が楽しそうに聞こえた妹はズルいと一言。

ふと気つくと、雪が降り始めてきた。雪を初めて見た妹は、「雪、雪、きれい!冷たいの!」と大喜び。そして、「お兄ちゃんと見たかったの」と言う。

バイクはカンサイステーションにつき、運び屋はエレベータ前まで行くが、処刑課と兄がちょうどエレベータに乗り込んだところ。ギリギリでエレベータの扉は閉まり、運び屋は取り逃がしてしまう。

エレベータ内では、初任務に緊張を隠せない処刑課後輩。処刑課助手は、アクダマの相手は自分がするから、兄の警護だけするようにと命じる。

プラットフォームに着いた処刑課たちは、さっそく兄を金庫の中に入れる。そこにバイクで追ってきた運び屋たち。

兄を奪いに来たと宣戦布告する詐欺師。戦闘を開始しようとする処刑課に、またしても邪魔が入る。医者とチンピラが追い付いてきたのだ。

医者は処刑課ボスと取り決めをしたので、今はアクダマではない。処刑課は何もできない。その立場を利用して、処刑課に悠然と近寄る医者。そして、医者は処刑課後輩の心臓に針を刺し、抜いたら死ぬと脅しをかける。

アクダマでない人間を処刑したら、処刑した本人がアクダマになる。処刑課からアクダマが出たらどうなる?と処刑課助手を脅し、金庫の中にいる兄を奪おうとする。

一方チンピラは、詐欺師の首にメスを当てる。運び屋は銃でチンピラを撃とうとするが、医者が制止させる。

チンピラは医者から頸動脈の切り方を教え込まれていたのだ。何もできない運び屋に医者は「だから言ったでしょ。フェミニストも大概にしておけって」

「お医者さんの言いなりになっていいのですか?」「喧嘩屋さんと一緒の時は、あんなに堂々としてたじゃないですか」と言う詐欺師。

「本当に虫酸が走る女ね」「その男は、誰かに寄生しないと生きていけない人間なのよ」と言う医者。

「チンピラさんは、喧嘩屋さんにとっては、懲役5億年の最高のアクダマで、最高の兄妹だったんです」「こんな本物の小悪党なこと、しないで!」と言う詐欺師。

その言葉にメスを持つ手を緩めるチンピラ。その隙をついてチンピラの手を銃で撃つ運び屋。それを見た医者は、運び屋を麻酔スプレーで眠らせる。

「まったく最後の最後で使えない男ね」「まあ、喧嘩屋を殺したオマケとしてはこんなものか」と言う医者。

そして、喧嘩屋の怪我を治した時に、傷口が開くように縫合したと言う医者。医者にとっては、喧嘩屋は最初から邪魔な存在だったので、いい加減な処置をしていたのだ。

それを聞いて愕然とするチンピラ。処刑課師匠と対決して死んだと思っていた喧嘩屋が、医者が仕組んだ出血死と知るチンピラ。

「それって、あんまりじゃねえか」とチンピラ。「最低のクソ女!」と詐欺師。

話を聞いていた処刑課助手すらも「外道が」という始末だった。そんね処刑課助手に詐欺師とチンピラの首をはねろと命じる医者。

アクダマに近づく処刑課助手だったが、妹に行く手を阻まれる。詐欺師の顔を見て躊躇する処刑課助手。麻酔で動けない運び屋がどうにか銃を撃ち、処刑課助手の十手を撃ち抜く。

その時、処刑課助手に緊急情報が入る。シンカンセンを見た民衆がカンサイステーションになだれ込んでいるというのだ。

間もなく民衆がなだれ込み、混乱状態になる。その隙をついたのがチンピラ。チンピラは医者を裏切り、医者の頸動脈を切る。医者は即座に反撃し、チンピラの頸動脈を切り返す。

「あんたに教え込まれた通りにやってやったぜ」「すげえ奴に喧嘩を売るのって・・、最高だな・・、兄弟」とチンピラを言い、息絶えた。

シンカンセンを見た民衆は、シンカンセンを拝む。すると、突然シンカンセンの扉が開く。神の思し召しと、シンカンセンに乗り込む民衆。

医者は、自分の頸動脈を縫い付けようとしていたが、民衆に踏みつけられ、手術を終えられずに死に絶えた。

兄を乗せた金庫は、自動でシンカンセンに乗せられたので、運び屋は、詐欺師と妹を乗せ、シンカンセンに乗車。シンカンセンはカントウへ向かって発車する。

プラットフォーム残されたのは、処刑課助手と後輩。処刑課助手は医療班を待つのだった。

【アクダマドライブ】第10話の感想

処刑課に囚われた兄を奪還すべく動く、詐欺師と医者。詐欺師は妹の為、兄を助け出したいという純粋な理由から、医者は自分の研究の為、私利私欲で動いてます。

結局、医者は自業自得。自らの悪行を暴露することで、チンピラの怒りを買い、死んでしまいました。

女同士の戦いは、詐欺師の勝ちに終わりました。

思えば、医者は最初から詐欺師のことを嫌ってましたね。最初の頃「かまととぶっても、私には通用しない」なんて言ってましたから、敵対心まる出しでした。

医者の推定年齢は30代くらいでしょうか?人生経験豊富な医者からすれば、詐欺師は目の上のたんこぶにしか見えなかったのでしょう。

若くて、かわいい、ウブそうな女性。医者からすれば、詐欺師は本当に嫉妬の対象ですね。自分に持っていないものを持っている詐欺師をうらやむのも仕方がないかもしれません。

詐欺師はチンピラに対して、本音で、自分の気持ちを伝えました。喧嘩屋のことばかり考えていたチンピラの心に響かないわけないです。

チンピラを褒めたたえてくれる詐欺師。チンピラをひたすら蔑む医者。チンピラがどちらを選ぶかは明白です。

チンピラは最後、自分の心に従い、自分がいいと思ったことをやりました。医者に一泡ふかせたのは、よかったし、男を見せたチンピラの最期は最高でした。

天国には行けないと思いますが、チンピラと喧嘩屋があの世で語り合うことを祈ってます。

また、今回の話は、医者のゲスっぷりが全開でしたが、一瞬ですがいいシーンもありました。それは雪のシーンです。

放送の時間としては1、2分だったと思いますが、とてもよかったですね。妹が初めて雪を見たシーンでは、思わずほっこりした気分になりました。

また、チンピラが飛行バスから見る雪のシーン、処刑課と民衆が戦いながらも雪が降るシーンも、よかったです。流れるBGMと相まってクリスマスを感じるとても美しいシーンでした。

自然現象として雪は降るけれど、雪を見て何を感じるかは人それぞれ。映像がきれいな「アクダマドライブ」で見る雪は、最高のシーンと言えるでしょう。

まとめ

今回は、医者と詐欺師の明暗を分けた戦いになりました。チンピラの気持ちをよく理解していた詐欺師がチンピラの心を動かし、医者はチンピラによって倒され、チンピラも死んでしまいました。

前回の予想では、第10話でチンピラが死に、第11話で医者が死ぬと予想してましたが、第10話で二人とも死んでしまいました。

残るアクダマは詐欺師と運び屋。シンカンセンでカントウに向かう展開になったので、ハッカーが再登場もあるかもしれません。

いずれにせよ、詐欺師と運び屋が生き残りそうな感じです。

最終回まで残すところ、あと2回。運び屋の右腕の秘密が語られるのか、右腕に武器が仕込まれていないのか、その辺に注目していきたいです。

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