2020年の秋アニメ「アクダマドライブ」の放送も、遂に最終回となりました。
シンカンセンに乗り、再度カントウに着いた詐欺師たち。ユートピアと言われていたカントウの実態に驚く。
再会したハッカーの協力の元、詐欺師と運び屋は兄妹がカントウの供物になることを阻止に成功する。
そして、シンカンセンに乗り、カントウから脱出するが、処刑課によりシンカンセンは爆破されてしまう。
はたして、詐欺師、運び屋は無事なのか?兄妹は一体どうなるのか?
今回はそんな「アクダマドライブ」の最終回第11話のあらすじ、ネタバレ、感想をお伝えします。
【アクダマドライブ】最終回第12話のあらすじ
シンカンセンに乗り、カントウから脱出を図った詐欺師たち。しかし、処刑課によりシンカンセンは攻撃を受け、爆破されてしまう。
爆破されたシンカンセンの中、兄妹は無事だったが、詐欺師は足に怪我を負い、運び屋も左腕を怪我してしまう。
運び屋のバイクは奇跡的に破損なしだっだ。足を怪我した詐欺師は、運び屋に兄妹を安全な所シコクまで運んでほしいと500イエンで依頼。
落ちたお金は縁起が悪いと言った運び屋だったが、詐欺師はこの500イエンは人生を変える価値があると主張する。運び屋は、詐欺師の依頼を聞き入れる。
詐欺師はここにとどまって、処刑課を足止めすると言う。兄妹は、詐欺師との別れを惜しんでいたが、詐欺師はそれを諭した。
処刑課に見つかった詐欺師は自分は一般人だと主張する。「お父さんも、お母さんも無理やり殺されて、でも私は、アクダマじゃないんです」
処刑課はアクダマリストをチェックし、詐欺師がアクダマだと確認。処刑課により死刑執行。お腹を切られてしまう。そして、その様子は、カンサイの市民に実況中継されていた。
運び屋は、兄妹を連れて、カンサイ警察前にいた。処刑課の攻撃は容赦ない。運び屋は処刑課により、脇腹を切られてしまう。
あわやここまで、という所で、一人の少女が現れる。迷い込んだ少女を保護しようとした処刑課後輩は、少女に銃で撃たれる。
処刑課助手は、すぐさま少女を取り押さえる。少女の行動に動揺する処刑課だったが、これは民衆の反乱の始まりに過ぎなかった。
詐欺師の処刑は、無抵抗な一般人を処刑課が殺したとネット配信されており、それを見た民衆は暴動を起こし始めた。
民衆が放つ火炎瓶により、カンサイ警察前は混乱。警察署長は、処刑課ボスの前に現れたが銃で自害。
運び屋は、その隙をついてバイクのレーザー砲でカンサイ警察の建物を真っ二つに分断し、バイクで逃走。シコクを目指す。
シコクを目指してバイクを走らせる運び屋だったが、処刑課の追跡は続く。バイクからの情報で処刑課の追跡を知った運び屋は途中で兄妹をバイクから降ろす。
運び屋は、500イエンを兄に渡し「あの山脈を越えればシコクだ」と言う。「まったくアクダマっていいのは、みんな身勝手だね」と言う兄。
運び屋は笑みを浮かべバイクを反転。兄妹はシコクへと走り出す。
運び屋は2機ある追撃機の1機を破壊するが、バイクは破損。レーザー砲も撃てなくなってしまう。もはやここまでというところで、詐欺師が仕込んだカンサイのシステムダウンが発生。
運び屋は最後の手段として、自分の機械の右腕を使ってレーザー砲を撃ち、追撃機を破壊する。「上出来だ」運び屋は一言もらし、息絶えた。
処刑課の追撃を逃れた兄妹は、シコクへと歩き続け、最後にトンネルと抜ける。まだ見ぬ地シコクへ足を踏み入れるのだった。
【アクダマドライブ】最終回第12話の感想
アクダマドライブの最終回。詐欺師と運び屋は生き残る予想は外れてしまいました。よくよく考えると、運び屋はともかく詐欺師は生き残ると、扱いに困りますね。
兄妹と一緒にシコクに行くのは、ハッピーエンド過ぎます。となると途中で別れる。戦闘能力がない詐欺師は生き延びる術がないです。
詐欺師は、結局処刑課にやられてしまいましたが、一矢報いるような仕掛けをしてました。詐欺師はキャラクター紹介では一般人ですが、やはり詐欺師です。
そして、運び屋は最後の最後で、機械の右腕を使いました。「サイボーグ009」の004アルベルト・ハインリッヒのように、ミサイルこそ出しませんでしたが、大満足です。
「アクダマドライブ」は細かいことを言えば、ツッコミ所が満載です。詐欺師が処刑実況を流したり、カンサイ中をシステムダウンさせたりは、普通できません。ハッカーは生きているのかな?って感じです。
また、運び屋がカンサイ警察前を通る理由も意味不明です。目的地はシコクですから、普通はカンサイ経由しません。(カンサイ警察の建物が真っ二つになったのは見ものでした)
またシンカンセンが爆撃されたのに、バイクが無傷。これまた不自然。バイクは攻撃を受けると自動バリアが出ると納得するしかないです。
細かいことは気にしないのが「アクダマドライブ」の楽しみ方です。アニメは全体的に最後まで、よくできた作品でした。
アクダマは一応全員死んでしまいました。アニメキャラが全員死んでしまう「バジリスク」を思い出しました。
「バジリスク」は全員が死ぬと途中で分かってましたし、悲しみを感じるアニメでしたが、「アクダマドライブ」は最後まで誰が死ぬか分からなく、希望を感じるアニメでした。
人は誰しもいつか死んでしまいますが、「アクダマドライブ」のキャラは比較的いい死に方をしています。
運び屋との別れ際に兄が言った言葉は「まったくアクダマっていいのは、みんな身勝手だね」でした。人に迷惑をかけない程度に、身勝手に生きていきたいものです。
まとめ
「アクダマドライブ」のアクダマは全員死んでしまいました。冷静に考えるとアクダマを雇った兄はけっこう酷いかもしれません。
しかし、アクダマの中には生をまっとうした者が多かったと思います。兄妹もシコクへ行けたハッピーエンドでした。
映画が好きなスタッフが作った「アクダマドライブ」ですので、シコクは映画「死国」からとっていて地名の四国とのダブルミーニングなのでしょう。「シコク」が「死国」でないことを祈ります。
シコクに行った兄妹は最後に幸せになれたのでしょうか?処刑課は今後どうなってしまうのか?カントウへの供物は続くのか?
考え出すとキリがありませんが、「アクダマドライブ」は自分らしく生きていくことの素晴らしさを教えてくれたいい作品でした。
アニメ制作に関わった方々に感謝いたします。ありがとうございました。
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