2020年4月から放送が始まったTVアニメ「天晴爛漫」
19世紀末から20世紀初頭のアメリカを舞台に、アメリカ大陸を自動車で横断するレースを描いた「天晴爛漫」、よくチキチキマシン猛レースのパクリ?とか言われていますが、登場人物が個性豊かでかなり楽しめるアニメとなっています。
国際色豊かな登場人物達について、それぞれが抱えている文化や年齢、性別などの背景も含めて今作を見ると、ストーリーの見え方も変わってくると思います。
今回は、アメリカ大陸横断レースに参加するキャラクターを紹介します!
目次
アメリカ大陸横断レース参加者
空乃 天晴 (そらの あっぱれ) 天晴号のドライバー
幼い頃から機械に興味を持ち、オリジナルの機械を発明する天才メカニック。
頭脳明晰だが社交性が無く、他人にあまり興味がない様子です。物事を合理的に考える性格で一見ただの変わり者の様にも見えますが、偏見のないフラットな物の見方で年齢や立場に縛られない思想を持っています。
また、明治時代に月に行くことを夢に描くなど夢想家で、不可能な事に果敢に挑戦する冒険心も持ち合わせています。
天才的な頭脳と奇抜な発想で誰にも予想できない機械を作る天晴が、強者揃いのレースをどの様に戦っていくのかとても楽しみです!
一色 小雨 (いっしき こさめ) 天晴号の同乗者
天晴と同郷の下級役人で、半月一刀流の師範代。
処刑されそうになる天晴を助けようとするなど、困っている人を放って置けない面倒見の良い性格です。
天晴とは対照的に常識があり慎重なタイプではありますが、アメリカに着いてからは向こう見ずな天晴について、大胆な行動を取る様子も見られます。
剣の腕はかなりのものなので、レースの展開によっては戦闘で天晴を救うこともあるのではないでしょうか。
天晴と小雨は対照的な存在として描かれていることが多いので、彼らの発言や考え方を比べて見ると特徴が掴みやすいと思います。
ホトト 天晴号の同乗者
アメリカ先住民の少年で、復讐の為に1人で旅をしていたところ天晴達と出会いました。
民族が襲われた復讐をするために「首に蛇のタトゥーが入った男」を探しています。先住民ということで、自然の中で生きる技術を身につけており地理や気候にも詳しい様です。
まだ11歳と子供ですが、レースの舞台である荒野の地形などに詳しく、日本からきて土地勘のない天晴達にとっては貴重な戦力と言えるでしょう。常識にとらわれず、まっすぐ生きる天晴を尊敬しているようで、お互いにとって頼れる相棒という感じになっていくと思います。
ホトトの復讐という目的が大陸横断レースと絡むことでストーリーの展開にも動きが出るのではないでしょうか。
景・夏蓮(ジン・シャーレン) 鳳凰火蓮のドライバー
レース参加者で唯一の女性レーサーです。
レーサーに強い憧れを持っていましたが、女性であることを理由にチャンスも貰えず夢を諦めかけていたところ、天晴達と出会います。夜のレース場で磨いたドライビングテクニックと、父親仕込みの中国拳法の腕は達人レベルです。
第3話時点では、まだレースへの参加は決まっておらず、無謀な挑戦をする天晴に疑念を抱いています。ハッキリとした物言いや拳法の腕から見える強い部分と、夢や家族に対して思い悩む弱い部分の両面を持ち合わせていることが彼女の魅力だと思います。
一度諦めてしまった夢を彼女がどのように取り戻すのか、レースでの活躍にも期待しています!
アル・リオン AL9のドライバー
ヨーロッパの自動車会社BNWの御曹司で、天晴達とは彼らが仮住まいしている倉庫を買い取ろうとしたことで出会います。
大企業の御曹司として何不自由無く育った彼は、天晴に負けず劣らずの自信家で堂々とした振る舞いをしています。しかし、天晴とのレースでは負けたことを受け止め、相手を認めていることから、筋の通った考え方をする人物だとわかります。
天晴と同い年で、考え方もよく似ている2人は今後ライバル関係になっていくのではないでしょうか。BIG.BOSSの一角として、レースでの活躍が期待されます!
ディラン・G・オルディン G1のドライバー
伝説のアウトローである「サウザンドスリー」のうちの1人で、「英雄のディラン」と呼ばれている拳銃使い。BIG.BOSSの一角であるGMに雇われレースに参加する優勝候補筆頭です。
第3話では小雨達を助けたり、かなりの腕利きであるが謎めいた一面があるように感じられます。天晴の宣戦布告に対してもクールな表情を変えなかったことから、レースの勝敗にあまり興味がないようです。
腕の立つ彼がどのような立ち回りをするかで、レースの展開が左右されそうな予感がしますね!
TJ クレイジーGのドライバー
「サウザンドスリー」の1人で、奇抜な見た目と性格から「クレイジーTJ」と呼ばれている男です。アメリカ大陸横断レースには、BIG.BOSSのアイアンモーターに雇われて参加します。
本編にはまだ登場していませんが、BIG.BOSSのうちの一社に雇われていることとサウザンドスリーの1人であることから、かなりの強者であることが予想できます。
OP映像ではディランとの戦闘シーンが描かれているので何か因縁があるのでしょう。紫色の車にのっている一番印象に残りやすいキャラです。
彼のような奇抜なキャラクターは敵味方に関係無く動くこともあるので、今後天晴達とどう関わっていくのか注目です!
リチャード・リースマン リチャード号のドライバー
賞金を目当てにレースに参加するレーサーです。
第3話のラストシーンで登場したのが彼だと思います。大会の邪魔をする目的があるような様子でした。
キャラクターについてはまだほとんど描かれていませんが、GMの敵対組織と取引をしていた事から、天晴達では無くディランと敵対するような立場なのではないでしょうか。
ギル・T・シガー バット号のドライバー
サウザンドスリーの最後の1人で、「虐殺のギル」と名乗る最も危険とされている人物です。
何らかの目的でレースに出場する様です。
ギルの部下は体に蛇のタトゥーを入れているとのことで、ホトトの復讐の相手になるのではないかと思います。
ホトトの事もあり、天晴達が直接対峙する敵になっていくのではないでしょうか。バット号はタイヤにトゲトゲがついているので、かなり汚いやり方でレースの妨害をしてきそうです。
チェイス・ザ・バットという同乗者もいます。
まとめ
アメリカ大陸横断レースに参加するキャラクターを紹介していきました。OP映像からレースに参加する車は7台だと分かるので、今回紹介したキャラクター達がレースで競い合うことになっていくと思います。
それぞれが抱えている目的が見えてきて様々な人物視点でストーリーが展開していくと、内容に深みが出てきて面白くなると思います。
また、天晴と他の人物達が出会うことでお互いに影響を与え合い、どのように変化していくのかも注目ポイントです!
今後はそれぞれのキャラクターがメインで描かれる回もあると思うので、どのような人物なのか明かされるのがとても楽しみです。今後の展開が見逃せません!
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