2020年4月より放送開始した「かくしごと」、漫画家であることを隠し通す後藤可久士(ごとうかくし)とその娘の姫(ひめ)とのさりげない日常を描いたアニメです。
今回はそんな「かくしごと」の第8話「おれたちの下描き/残念記念組」のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
「残念奇面組」いや「残念記念組」って一体何なんでしょうか?確かめてみましょう。
目次
【かくしごと】第8話のあらすじ
「おれたちの下描き」のあらすじ
犬を飼うことになった後藤家。犬の名前が決まらないけど、犬の名前を呼びたい姫は、とりあえず「ゴル(仮)」(犬種がゴールデンレトリバーだから)とつけようとする。
可久士の経験上、仮につけた名前はそのまま定着することが多かった。漫画で言えば今までの漫画は、全部仮の題名が、そのまま本採用になっていたのだ。
やはり仮の名前をよくないと姫に説得し、そのまま名前を登録に行く。必要事項はすべて記入してあったので、後は姫が名前を決めるだけ。
受付の人に「ご登録でよろしいでしょうか?」と聞かれた姫は、「後藤ロクでよろしいでしょうか?」と確認されたと思い、そのまま「ロク」で登録してしまう。
最初から名前が決まっていたと言う姫。「ごとうろく」でピンときた可久士。いい名前ならそれでいいと言う姫であった。
仕事場でその話をすると、姫ちゃんらしいとの声があがった。最初の印象が大事というのは漫画でもある話で「ペン入れの線は、下描きの線を越えられない」と可久士は言う。
「だったら、下描きのまま載せればいいのでは?」画期的なアイディアを出す十丸院だったが、もちろん編集長に却下された。
場面は変わって、鎌倉の家に絵を戻しにきた可久士。そこで奥さんが描いたと思われる絵を見つける。題名は「平凡な未来予想図(仮)」で親子3人の食事シーンが描かれていた。
当初予想していた未来(下描き)を越えてみせると、走り出す可久士。しかし、現実は厳しく、超えられるわけがないと痛感するのであった。
帰宅後、姫が転校生のお友達を家に招いていた。自己紹介の失敗をした彼女は、たのしい学校生活をあきらめかけていたが、姫に声をかけられ救われたと言う。
姫は人生の救世主!そう実感する可久士だった。
場面は変わって、仕事場。
「で、下描きを越える線は引けたんですか?」という十丸院の問いに、「下描きの線を越えるには、下描きを下手に描けばいい!」と可久士。十丸院も賛成したが、またしても編集長に却下された。
「残念記念組」のあらすじ
朝、いつののように出かけようとすると、姫が着替えていない。姫の学校が創立記念日で休みだったのだ。それを聞いて仕事を休みたくなる可久士。
しかし、自由業であることがバレることは、漫画家であることもバレる可能性が出てくると思い、渋々仕事場に出かけるのであった。
仕事場では、編集者の十丸院が来ていて、可久士の連載紙「週刊少年マンガジン」が創刊38年を迎えると言う。何とも切りの悪い数字。こんな中途半端な数字を祝うなんて危機的状況なんだと心配する可久士だった。
そんなことより、可久士の連載「風のタイツ」が連載100回を迎えると羅砂が言う。創刊38周年より、連載100回の方が編集者として重要だと思うのが普通なのに、十丸院は慌てない。
「100回って何かあるんですか?」
「だいたい100回だから、なんだというんですか?記念日女ですか?」と開き直る。ケンカを始める可久士と十丸院だった。
そんな中、羅砂はサプライズを用意していた。漫画の原稿の中にしっかりと「100回記念おめでとう!」の背景を描いていた。
帰宅後、姫が何やら隠し事をしていることに気づく可久士。男の子からのラブレターかと勘違いをしたが、実際は、お誕生会のお誘いだった。
お呼ばれされたら、自分のお誕生会に呼ばなくてはいけない。お誕生会をしたことがない姫は、お返しができないとお誘いを断ろうとする。それを見た可久士は、お誕生会をすると宣言。大きなケーキを作るし、たくさん唐揚げも作ると約束する。
お誕生会に参加した姫が帰宅すると、台所では、お料理教室の塩越先生と可久士が唐揚げの特訓中だった。それを見た姫は、お父さんと二人きりのお誕生会もいいなと言う。
「お誕生会は、毎年2回やるに決まっているだろ」と可久士。「でも、2回やったら、2歳ずつ年とっちゃうかも」と姫。「すぐに年とっちゃうかも」姫の一言に、「よくない」と思う可久士だった。
【かくしごと】第8話の感想
「おれたちの下描き」の感想
犬の名前は「後藤ロク」で決まりました。正直あまり可愛くない名前ですが、この名前もアニメで言っているように、定着していくのでしょう。
ある意味、「ロク」は「ロック」みたいで格好いいかもしれません。
姫の言う通り「いい名前なら、誰がつけたのなんかは関係ない」ですね。きっと愛情をかけているうちに、ロク以外にはありえなくなっていきそうです。
「ロク」区役所の受付さんが決めてしまった名前ですが、決定打を出したのは姫。「ロク」という響きに少しは感じるものがあったと思いますのでこれでよかったのだと思います。
可久士は、漫画で下描きの線を越えられないと悩みますが、実生活でも悩んでます。昔描いた「平凡な未来予想図(仮)」を越えることができません。
可久士一人では、未来予想図を越えることはできなくても、救世主の姫がいれば、越えることができると思います。そんな可久士を応援したくなりました。
「残念記念組」の感想
「残念記念組」では残念だったことが2つあります。1つは可久士の連載100回記念が盛大に行われなかったこと。そしてもう1つは、アニメでは描かれてませんが、お誕生会のお返しができなかったことです。
姫を誘ってくれた転校生の子は、漫画ではまた引っ越してしまいます。可久士は言ってました。「祝える時に、祝っておけ!」いつか祝いたくても、祝えなくなる日がくるかもしれない。そう言った可久士の言葉が現実化してしまうのです。
「祝える時に、祝っておけ!」は、可久士の実体験からくる言葉なのでしょう。まだ幼い姫ですが、姫も実際に経験してこの言葉の大切さを学んだと思います。
子供の小学校のお誕生会、できれば祝ってあげたいですね。可久士のように2回やってあげるのもいいと思います。
誕生日を祝うことはあっても、お誕生会を開くことなんて、せいぜい小学校の時まで。親にとっても、子供にとっても、大切な時間だと改めて思いました。
「残念記念組」にならないよう、気をつけましょう!
まとめ
後藤家の犬の名前が決まりました。名前は「ロク」。区役所の受付さんの一言で決まった名前ですが、姫は気に入っているようでよかったです。
「かくしごと」は全体的に悲しい話が多いので、犬の「ロク」が加わることで少し明るくなりそうでほっとしています。今後も楽しい後藤家を見させてください。
小ネタですが、ロクの声は、花江夏樹さんがやっています。そう十丸院五月の声と同じ声優さんです!どんな声を出すか注意して聞くのも楽しいですね。
「残念記念組」では、「祝える時に、祝っておけ!」可久士の言葉が心にしみました。これは本当に大切なことを言っていると思います。親、兄弟、奥さん、子供、恋人、友人、知人、祝える時に祝っておきましょう。
アニメ「かくしごと」は毎回見逃せませんね。次回の放送も楽しみです。
今回のタイトル「残念記念組」は、漫画「三年奇面組」をモジったものです。これについては80年代の「少年ジャンプ」の名作漫画でも触れてますので、是非ご参照ください。
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