2020年夏アニメ「ジビエート」は、感染するとバケモノ化するジビエウィルスが蔓延し、荒廃した2030年を描いたアニメ作品です。
ジビエートには、江戸時代からタイムスリップしてきた侍や忍者も登場し、ジビエ退治に奔走しています。
今回は、タイムスリップしてきた侍の千水の過去、二刀流の理由が明らかになる第6話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
【ジビエート】第6話のあらすじ
第5話の終わりで、ジビエに襲われそうになるキャスリーン。兼六と雪之丞、そして千水は、目の前のジビエが邪魔で、キャスリーンを助けに行くことができない。
「もう、やられる!」、そんなキャスリーンを危機一髪で救ったのは、元警察官の鳩波彩愛(はとば あやめ)だった。
彼女は、持っていたショットガンでジビエを蹴散らし、キャスリーンを救う。
皆が一丸となってジビエと戦い、どうにかトンネル内のジビエを壊滅させる。(ヨシナガ博士は立っているだけで、何もしていないです)
車に同乗させてもらった鳩波彩愛は、ジビエ対策として、まずは新潟に行こうとしていることを聞く。
キャスリーンに「このまま一緒に行動しないか?」と聞かれた彩愛は、「それも、いいかな」と快諾し、行動を共にするようになった。
その姿を、無法集団ガリアンズがコッソリと見ていた。
しばらく車を走らせると、温泉宿を発見。つかの間の休息をとる。キャスリーンは、彩愛の母は、ジビエに殺され、父は、刑務所にいることを知る。
温泉に浸かる千水は、昔を思い出していた。幼い頃、千水の両親は、島津軍によって殺された。そこにいたのが、ハルバートという外国人。
千水は、ハルバートに育てられ、同時に西洋剣術も学んだ。千水は、ハルバートと温泉に入ったことを思い出していたのだ。
温泉は、傷をいやしたりする効果があるが、それが効かない病気もあるとハルバートは言っていた。
千水が青年になる頃、ハルバートは病気で死んでしまう。ハルバートを思い出し、辛くなったのか、千水はそそくさと湯から出る。
ハルバートの死後、千水は武功を上げる。主君から水に映った月をも切れるという名刀:水月丸をもらう。千水は、それ以降、西洋刀と日本刀を使う二刀流となった。
温泉でつかの間の休憩を取った後、千水ら一行は、再び車を走らせる。その車を追ってきたのは、ガリアンズ。ガリアンズの親分を見た彩愛は、「父さん?」と思わず声を上げるのだった。
【ジビエート】第6話の感想
まずは、キャスリーンですが、案の定助かりました。準主役ですから、まあ当然といったところでしょう。そして、新キャラで出てきたのが、鳩波彩愛。ガリアンズの親分の鳩波蓮司郎の娘です。
このキャラがいるかいらないか言えば、いらないって感じです。もっと言うならガリアンズもいらないのですが、しかたがないです。
鳩波彩愛は、せっかく新キャラとして出てきましたが、別にこの後の話を見たいとは思わないようなキャラです。ガリアンズの親分とは親子関係にあることから、普通ならガリアンズと行動を共にしそうですが、正義感がある彩愛は多分そうしないでしょう。
でも、そんな話は別にどうでもいい。もっとジビエを見たいのが正直な感想です。きっと多くのジビエートファンもそう思っているはずです。
彩愛のキャラデザインをせめてもっとかわいくしてくれれば、少しは興味がわくのですが、かなり厳しいキャラです。なぜこんなキャラデザインにしたか意味不明です。
そして、千水。二刀流になった理由が明らかになりましたが、もっとどうにかならなかったのかなという感じです。
新キャラの鳩波彩愛のせいで、時間を取られたのか、千水の過去がとても薄っぺらいものに感じました。
千水の両親がいきなり斬られるので、感情移入ができませんし、師匠との交流シーンも短く、すぐに病気で死んでしまいます。その結果、全体的になんだか特に盛り上がりのない第6話になってしまいました。
別アニメになりますが、「天晴爛漫」の小雨の方が過去の描き方がうまいです。小雨も母親を斬られて亡くしてますが、時折出てくる母親との最後のシーンが印象的です。
時間的な制約があったのは明らかですが、千水の過去や二刀流の理由はできれば1話分で説明してほしかったですね。
ところで、千水たちの入った温泉ですが、久しぶりに入った温泉、疲れ切ったところでの温泉。普通ならその後、爆睡です!
なぜか分からないが、ジビエがいない温泉宿。そのまま2、3日滞在してもよかったのではないでしょうか?特に女性陣からの強い要望がなかったのが、不思議です。
そして、メチャクチャ気持ちがいいはずの温泉でしたが、皆ノリが悪い。反応がイマイチでした。「すげー、気持ちいい」とか「極楽、極楽」とか「このまま、ずっとここにいたい」とかのリアクションがもっとほしかった。
あと一つ、ジビエと戦った後に温泉。ジビエの毒牙にやられた人、ジビエウィルスに感染した人がいるかもしれないのに、同じ湯舟に浸かるなんて自殺行為ですね。
自分なら、絶対に湯舟には浸からないし、錆びるかもですが、武器持参でお風呂に行きます。そして髪の毛を洗う時は、それこそ死を覚悟しながら洗いますね。皆、緊張感がなさすぎでした。
結局、ジビエがいない温泉宿でしたが、ヨシナガ博士は一体何をしていたのでしょうか?ジビエが一匹もいないんですよー!原因究明しないんですか?科学者として失格でしょ!
温泉の成分が、ジビエを寄せ付けない理由かもしれないのに・・・。
まあ、休憩のつもりが、2、3日宿泊。そして、ここに住み着くことにならなくてよかったです。そんな展開になるわけがないですが、これでジビエ問題が解決したかもしれない、なんて思ってしまいました。
まとめ
今回は、新キャラの鳩波彩愛が登場。ガリアンズの親分の鳩波蓮司郎の娘です。彩愛のおかげで、キャスリーンは危機を回避し助かります。
トンネルと抜けた一行は、温泉宿に。そこで、千水は師匠を思い出し、千水が二刀流になった理由が明らかになりました。
色々と詰込み過ぎた感があった「ジビエート」の第6話。特に盛り上がりがないまま、終わってしまいました。次回も盛り上がりに欠けそうですが、強いジビエが出てくることに期待です。
「ジビエート」を見るなら、U-NEXTがオススメです!
U-NEXT~日本最大級の動画サービス~、31日間無料トライアル実施中!
映画、ドラマ、アニメなど最新作から名作まで、見放題作品19万本以上、レンタル作2万本以上配信!(2020年8月時点)
スマホ・パソコン・タブレット・テレビ、あらゆるデバイスで楽しめる動画サービスです。「ジビエート」も見放題で楽しめます。
DVD・ブルーレイよりも先行配信の最新作、放送中ドラマの視聴や、最新コミック・書籍の購入に使用可能の600円分のポイントもプレゼント!
本ページの情報は2020年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTにてご確認ください。
コメント